男は生きづらくなっている? 美保純、江原啓之「今までかっこよかったのにパパになった途端……」

【この記事のキーワード】

 こういった問題は男性だけではなく、女性にも当てはまるかもしれない、とMCのふかわりょうがコメントしたが、視聴者からも「私は子供ができたら自分のことは後回しで、新しい洋服なんて全然買わなくなった」「化粧品も安くなるどころか、化粧する時間さえなくなって、女は女じゃなくなっちゃうもんな」といった声が。そして「そもそも子供一人を育てようってだけでここまで大変になる日本の環境がおかしい!」「労働時間が長すぎ」といった意見に派生している。

 2016年にOECD(経済協力開発機構)が発表した「世界の労働時間 国別ランキング」だと、日本は年間1,719時間で、加盟している38カ国中22位と下位ランクだ。上位は、1位・南アフリカ(2,209時間)、2位・メキシコ(2,142時間)、3位・韓国(2,114時間)と続き、その他は19位・アメリカ(1,748時間)、21位・イタリア(1,723時間)、34位・フランス(1,467時間)、最下位38位・ドイツ(1,368時間)となっている。各国で少子化対策として残業時間を減らす試みがされているが、少なくとも日本国内においてはまだ奏功していると言い難い。そもそも「裁量労働制」やら「みなし労働時間制」「フレックスタイム制」といった抜け道を使い、調査結果以上の長時間労働がはびこっているとも見られている。

 さて、美保や江原は過去の男性像(具体的にいつのどのような男性像をイメージしているのかは不明だ)と比較して現在の父親たちを哀れんでいるが、それこそ「過去」の男らしさに縛られているからこその同情で、田中助教授の提唱する男らしさからの逸脱とは異なる。男らしさを経済的な豊かさや外面で測らないことこそ、彼らが哀れんだ「お父さん」のしんどさを解消することに繋がるのではないだろうか。

(ボンゾ)

1 2

「男は生きづらくなっている? 美保純、江原啓之「今までかっこよかったのにパパになった途端……」」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。