保守論客の男性とグラビアアイドルによるニューストーク番組『ニュース女子』の公開キャバクラ感

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 地上波でもたびたび見かける保守論客複数名(すべて男性)、アシスタントの西川史子と、杉原杏璃、吉木りさといったグラビアアイドル、そして「ニュース女子」と呼ばれる女性一般人(?)のゲストが出演者で、基本的には男性論客が各テーマについてやいのやいの話し合う番組だ。「女子」というものの、男性陣の発言が8割をしめる(保守論客が“女性にも分かりやすく丁寧に解説する”番組だからなのだろうか)。女性のゲストは、盛り上がっている男性論客に対して素朴な疑問をときおり投げかける程度で、自ら意見を話す時間はほとんど与えられていない。というか、女性ゲストにそうした役割は期待されていないのだろう。

 醜悪だったのが、高齢者による問題を取り上げた回で、高齢者に貯金があることが話題になった際にコラムニストの勝谷誠彦が「これだけ(貯金が)あるという一方で、死ぬまでセックスでしょ。そうじゃなくて勃つうちにセックスって特集をしないと……」と脈略のない発言をし、フリーアナウンサーの脊山麻理子が「勃たなくなったからって、ヤっちゃいけないみたいなのは……」と切り返したあとの男性陣の弛緩した表情だ。

ゲストの質問に対して、嬉しそうに“教えてあげている”論客たちの姿をみていると、「公開キャバクラか」という気すらしてくる。足や胸の露出度の高い女性陣の服装も、キャバクラ感を強調しているようにみえてくる。これでは「女子」と銘打っても、数多みられるニューストーク番組とさしたる代わり映えはない。

 化粧品・健康食品製造販売メーカーであるDHCの主な顧客は女性だろう。『ニュース女子』という番組名のスポンサーを務め、さらに社長が「出演者の方は、まだまだ謙虚」と現在の番組の方向性に物足りなさを感じているという。DHCが、女性をどんな目で見ているのかが面白いほど分かりやすく伝わってくる番組ではないだろうか。

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