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都市の「官能性」、都心の空き家率上昇。住む街を検討するときに抑えておきたい新知識!

【この記事のキーワード】

よしどめ:知り合いのケースを見ているので、中古マンションを買う前は専門家に見てもらいたいです。

田中:本当にケースバイケースで、新耐震基準以前でも堅牢な建物もありますが、それは実際に建物を見たり、設計図を取り寄せてみたりしないとわからないのです。ホームインスペクション(住宅診断)は数万円でできますから、心配を感じたときは利用してみてください。契約前にホームインスペクションを利用すれば、事前に雨漏りや給排水管からの漏水などもチェックできる場合が多々あります。ちなみに、私たちさくら事務所は、ホームインスペクションの草分けでもあります。お知り合いのような欠陥住宅の購入を避けるため、仲介会社でも売主でもない第三者の目線で、住宅を診断する必要を長年訴えてきているのです。

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 築古のリノベーションマンションは、新築にはないオリジナリティあふれる内装や値ごろ感が人気です。とはいえ住宅は一世一代の買い物。つくりの悪い中古物件をつかんでしまったら後悔してもしきれません。

 一方で新築は値下がり幅が激しいので、価格がこなれてから買いたいのも本音。ホームインスペクション(住宅診断)を使えば、最終判断に自信が持てそうですが、金銭的にも全ての購入候補を診断してもらうことは現実的ではありません。結局自身の見る目を磨く必要があるのです。

 次回以降、「家を買い隊」のメンバーたちが実際の内見を体験しながら、住宅の選択眼をやしなっていきます。

協力:onnnaiekau_20e

(蜂谷智子)

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