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「フリーランス親で、超激戦の認可保育園1歳クラス内定」までの保活顛末記

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フリーランス親の保活その3・仕事内容&就労状況を、ぬかりなく証明する

会社員の場合は〈就労証明〉なるものを会社より発行してもらいますが、フリーランスは自分で記入することになります。それに加え、〈直近1カ月のスケジュール〉〈直近の確定申告書または源泉徴収票〉の提出が必要になります(これは自治体から発行される案内に明記されています)。

既に認可保育園に子どもを通わせている周りのフリーライター仲間は、ここに力を入れたという話でした。〈内勤といっても、取材撮影打ち合わせ等で、実際はほぼ出ずっぱり〉が伝わるように、熱く細かくタイムスケジュールをしたためたそう。私はこれに加え今回は独断で、より仕事の詳細が伝わるようにと、直近3カ月に納品した記事タイトルと掲載媒体をエクセルでリスト化し、それの裏付けとして各出版社より発行される支払い明細を添付。そしてさらに、リストの記事を全てプリントアウト(WEB媒体のもの)やコピー(紙媒体のもの)して持参。「3カ月分全部だとご迷惑かなと思いまして、とりあえず1カ月分用意してみました~」と、A4用紙計134枚を窓口に提出してみたのです。すると窓口の担当者はパラパラッとそれをめくったあと、「リストと支払い明細だけあれば十分です……」と、受取拒否。これは単なる、インクと紙の無駄遣いに終わりました……(激安のコピー紙なので裏写りして裏紙にもできない)。

ほかにも、提出したスケジュールも収入も内容も固定ではなく月によって全く変わりますということを書類に太字で書きつつ、口頭でも強調。これまでもフリーランスの家庭が山ほど交渉してきているでしょうから、後から「就労状況が申告の内容と違う!」なんて言われることはないと思いますが、念の為です。自営業の場合〈開業届け〉を出すというセオリーもあるようですが、書類提出時に確認したところ「確定申告書のコピーがあれば大丈夫」との話だったので、これはやっていません。

対策してもやっぱり<ダメもと>

フリーランスに特化した、我が家の保活は以上です。

これらの準備によって「両親フルタイム外勤」「週3日、1日4時間以上の就労を3カ月以上継続(ちなみに産休は設けませんでした)」「6カ月以上保育施設に月極めで預けている」で、ようやく認可外の保育所を利用してフルタイム会社員共働き家庭と同レベルまで到達。しかし〈兄弟が在園〉していたり〈ひとり親〉の家庭には、余裕で負ける点数です。希望順位の高い保育園に入所するにはおそらくボーダーラインぎりぎりで、今回も〈ダメもと〉という気持ちでした。ちなみにうちの住む自治体の場合は、〈同点の場合、その園を第1希望にしているかどうか〉は判断基準にならないシンプルなしくみになっているので、その戦略を考えなくていい分は、楽だったかもしれません。

〈情報とスピードが勝敗を分ける〉なんて言われている保活において、0歳時点でろくに対策をしなかったのは、改めて振り返るとつくづく無謀でした。0歳4月の一次選考に落ちたときの、あの〈詰んだ〉感は、これまで体験したことのないようなジワっとくる恐怖で、数年間は忘れることができなそうです。認可に転園したら再び〈慣らし保育〉からのスタートですし、認証園にはないようなルールなど別の衝撃が待っているような予感もしますが、とりあえずはひと安心ということにしておきましょう。保活を考えはじめたばかりのフリーランスの方々のご参考になれば幸いです。

(ムシモアゼルギリコ)

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