認可保育園「見学しない派」が、申し込みの希望順位を決めた基準とは?

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クラスの人数は、多すぎず少なすぎず

認可保育園はめったなことでは空きが出ませんから、小学校に上がるまでの平日の日中、ほぼ固定メンバーで過ごすことになるでしょう。お友達とは「誰とでも仲良く遊びましょう!」なんていっても、どうやってもお互い水が合わない相手が出てくるのは当たり前。そんなとき、一番無難な対策法は〈無理して仲良くしなくても、気の合う相手と遊べばいい〉だと思いますが、あまりに少人数だとそれができないのが辛そうです。

なんてことを考えてみると、4~5歳クラスの各定員20人程度の園が妥当かなと思いました(園の総定員にして100名前後)。もちろん保育ママや小規模園ならではの魅力もたくさんありますので、どれが一番! ということはありません。「うちの子だったらこんな感じがいいかな」という程度のお話です。

新設園や民営化予定園など、運営会社の情報が少ない園は希望順位を低めに設定

昨今は区立の保育園が次々と民営化されたり、待機児童対策により新設園がどんどん設立されていきます。そのため新設園の場合はどんな保育をしているのかという実際の評判が存在しないこともあります。またタイミングよく室内を見学できてもオープン前では〈保育現場〉が確認できないことから志望者が少なくなる傾向があり、だからこそ〈狙い目〉という考え方もあります。

でも、自分はそういう新設園に不安を感じる派。某保育園では〈オープン後1年の間に、次々と保育士がやめていった〉なんて話もあり、入園した子供たちが落ち着いて過ごすどころではなさそうです。今年はさらに〈数年後に民営化になるけれど事業者は未定〉なんて園が少なくありませんでした。これもまた不安要素は同様です。認可保育園に入れる可能性が限りなく低いこのご時世、情報の少ない園をリストから外すということまではできませんでしたが、希望順位は限りなく下げたのでした。

ネットで拾う口コミ情報は「転職サイト」もチェック

地域の評判や、ママ友からの〈口コミ〉情報も大きい判断材料です。それらはもちろん、私はネット上の口コミもどんどん検索していきました。保育園の情報が掲載されるサイトの運営方針によっては〈特定の事業者に対してのネガティブな内容の書き込みは禁止〉などのルールが設けられていたりもするので、ネット上の口コミ情報は比較的いい話に偏るのが難点ですが、〈転職サイト〉はそれを補ういいヒントになりました。

私立の場合、保育園名ではなく運営会社で検索すると、現場からの声と思われるクレームが書き込まれているところもあります。施設がいくらキレイで素敵でも、そこで働く保育士さんたちが不満を爆発させているような環境は、結局のところ子供へしわ寄せがくるはず。それらの園に加え、建設時に地域で反対運動を起こされていた経緯があったりする園もリストから削除。周囲からクレームが来るので窓を開けられなかったり園庭が使えなかったり、いろいろと大変なようです。

個性的すぎる園は、詳細を要確認

以上が我が家の認可保育園を選んだ基準ですが、入園後に「保育方針がていねい過ぎてついていかれない」と転園申し込みをした地方在住の友人がいました。その地域では超有名な自然派園とのことで、持ち物はキャラ禁止、裸足で泥んこになって遊ぶので着替えは毎日10組。これだけでもひえ~と思っていたら、各種袋ものの中に〈どんぐり入れ〉という項目があるのが極めつきでした。その袋が手づくりであることはもちろん、名前も〈刺繍〉で入れること必須。「マジックで書いちゃダメですか」と聞いたところ、サクッと却下されたそうです。ダイナミックな制作物や、広大な敷地、大型動物の飼育など魅力は大きかったけど「とにかく、めんどくささに負けた」と、友人。傍から聞いていると大笑いなのですが、当人はさぞかし大変だったことでしょう。

友人の場合は年度途中の転居などもあり、その自然派園しか空きがなかったので選べる状況ではなかったという事情もありますが、数ある中から事前に候補を絞れるなら、あまりに自分と教育方針がかけ離れていたり、子どもの性質と合わなそうな保育内容の園は、避けられるなら避けておきたいところです。それにしても、どんぐり入れ袋って(笑)。

ということで個性的な園は〈毎日の持ち物などもよくチェック〉という項目も付け加えておきましょう。

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