「頑張った自分へのご褒美」は無駄遣いが9割 無駄遣い制御機能をちゃんと働かせよう!

【この記事のキーワード】

言い訳はいらない!買い物は正々堂々と!

 ちょっと贅沢なものが欲しくなってしまった時は、「欲しい」という気持ちを正当化しようと頭をこねくり回すのではなくて、「なぜ買うのか」を家族や恋人、友人に対しプレゼンテーションする場面をイメージしてみてください。もし相手から「バカじゃないの?」とか「信じられない!」と言われる絵が浮かんできたら危険です。そして「頑張った自分へのご褒美なの!」としか反論ができないようであれば、その買い物は無駄遣い確定といって良いのではないでしょうか。

 それでもどうしても欲しいもの、必要なものだったら、恋人や友人の目なんて無視しましょう。そして言い訳や大義名分も考える必要はありません。正々堂々と気持ちよく買ってしまいましょう。

 支出の言い訳グセは、一生付きまとうものです。家を買う時に、気持ちよく買わずに、「金利が低いから」とか「消費税が上がるから」とか、いちいち言い訳を考えて何千万もする買い物をするのは悲しすぎます。これでは、せっかくお金を使ったのになんだか悲しい気がします。

 つい厳しいことを書いてしまいましたが、本当のことを言うと、個人的にはせっせと節約してコツコツ貯めるような女子よりも、素敵なものを見つけて目がハートになったままポンッと買ってしまう女子の方がかわいくて微笑ましくて大好きです。

 でも「頑張った自分へのご褒美」という言い訳を使い続けて、気づけばカード地獄に陥ったり、終わらない借金の旅に出発していたりするのは悲しいことです。結婚の話が持ち上がり、結婚資金の3分の1を払ってほしいとパートナーから相談された際に借金がバレて破談になったり、親や兄弟に借金を肩代わりしてもらうことになって大切な家族に迷惑をかけたり、結婚相手の名でキャッシングやカードローンをしてごまかしながら生活している女子達もいます。

 そんな残念な姿は悲しくて見ていられません。キラキラしていたはずの「頑張った自分へのご褒美」で人生にサビを作らないでほしいと願っています。言い訳のない、気持ちのいいお金の使い方ができるようになっていきましょう!

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