所有する物件を売るか、キープするか。「マンション売りどき」とされる今だからこその葛藤!

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【姉ケ崎寧々さんが所有する物件】
所在地:新小岩 総武本線「新小岩」駅から徒歩20分
専有面積:約90㎡
築年数:20年
間取り:3LDK
予想販売価格:約2,000万円

川野:外観からすると、総戸数が150以上ありそうな大規模マンションですね。こうして見るかぎり、マンションの構造は悪くないですよ。柱の連続性もありますし、外観も手入れされていて、しっかりと管理されている様子がうかがえます。しかも築20年ならば、新耐震基準の時期に建てられていますよね。姉ケ崎さんが買おうと検討しているのは旧耐震基準の時期のマンションですから、その点ではお持ちの物件の方がアドバンテージがあります。

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外観だけでも多くのことがわかります。

姉ケ崎:では買い換えを考えるよりも、今の物件を活かした方がよいのでしょうか……。ただ住み心地には納得していないのです。ずっと言っていますが、日当たりが悪く寒いのがどうしても気になって。駅から20分という距離も、今後の資産価値を考える点では大きな不安です。

判断するために、多くの物件を見る。

川野:確かに、駅からの距離は資産価値に影響します。とはいえ、姉ケ崎さんが予算内で購入を考えている物件は、すべて旧耐震基準の時期のもの。将来的に駅からの距離が資産価値に与える影響と、耐震基準をクリアしているか否かが資産価値に与える影響と、どちらが大きいかといえばこれは現時点では計り知れないわけで……。

姉ケ崎:だからこそ迷っているのだと思います。売りどきというこのタイミングで、手持ちの物件で妥協するのか。それとも、築年数が古くなっても、よりよいと思える物件を探して住み替えるのか。もう少し、いろいろな選択肢を見てからじゃないと、判断できない気がします。

川野:資産価値ということばかり考えていると、身動きがとれなくなってしまいます。ある程度の予測はできても、結局、未来の詳細は分かりませんから。最終的に自分にとって譲れない条件は何なのか。それを見極めるために、いろいろな物件を見ておくのはよいことだと思いますよ。

*   *   *

 2017年現在は都内の不動産価格が“天井”だといわれていて、これから下落していきそうなタイミング。すでに物件を所有している人にとっては、売るか、所有しつづけるかの迷いどきかもしれません。

 姉ケ崎さんは先々後悔しないためにも、今のタイミングで住み替えするか否かの方針を決めたいとのこと。近々所有する部屋の査定も受けるつもりだといいます。その様子も後日、リポートしてもらいたいと思います。

協力:onnnaiekau_20e

(蜂谷智子)

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