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アラフォーになっても劣等感に苛まれる日々。毒親育ちのトピ主と、毒親の「ルビーの指輪」

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娘の指輪が気になる(駄)

 こちらは先のトピ主とは異なり母親側からの相談だ。トピ主(女性)は先日、30代の娘から誕生日プレゼントに指輪をもらった。ルビーとダイヤモンドが付いていて、結構見栄えがする指輪だという。

「私が長年、主人がアクセサリー用の指輪のひとつも買ってくれないとずっと娘に愚痴を言ってきたので、気をきかせてくれたのかもしれないと思います。ボーナスをはたいて買ってくれたそうです」

 ここからすでに毒親臭が漂う。だがこんなものではない。

「嬉しかったのですが、ふとある日娘の手をみると新しい指輪が。。。私の石より一回りも大きく、派手な指輪でした。ルビーも私のより赤くて素敵です。聞いたら、お金を貯めて先日購入したそうです。『あんたの指輪のほうが大きいね』といったら娘が怒ってしまいました」

 このトピ主は「親より大きくて立派な指輪をする娘はありなのか? 何故そっちを私にプレゼントしてくれないのか? お金をケチったのか?」と、モヤモヤしている。

「娘の指輪を見るたび、気になってチラチラとみてしまいます」

 そんな愚痴トピだったが、「びっくり」投票が1万に届きそうな勢いであり、多くの小町住人を驚かせている様子だ。コメント欄にも「そんなに欲しいなら自分で買え」という意見が山のように寄せられている。というかなぜ夫はトピ主にアクセサリーをプレゼントしてくれないのか? そこが気になるが華麗にスルーされている。

「長年、母親に愚痴を聞かされ続け、父親が買ってあげないのなら自分が買ってあげよう!と思って、ボーナスをはたいてプレゼントした結果が『あんたの指輪のほうが大きいね』母親の指輪を買わなければ、自分の指輪ももっと楽に買えたのに。(中略)あーあ、プレゼントなんかしゃなきゃよかったー!!!!…って、娘さんは思っていますよ」

 だよね~。自分だったら、自分がその時母親に羨ましがられた指輪すら、今後つける気をなくしてしまいそうな出来事である。トピ主はレスで「びっくりの多さ」が娘の非常識な振る舞いに対するものだったと思っていたのに、自分に向けられたことだったことに驚き、憤慨していた。あるある、こういうトピ主のテンプレ的な思考回路がそうなんである。

「娘に何度も聞いたところ、私の指輪は宝石店で、自分のはネットで安いのを買った(石が同じなのは好きな色だったから)との言い訳を一生懸命しておりました。娘の気が利かないのは以前からで、昔から付き合いのある娘の同級生の母親や私の親戚達は『息子からマンションを買ってもらった』と言っていました。私がどれだけ惨めだったかわかりますか?」

 うわぁ~何度も聞いたって……もう目も当てられない。惨めってあんた、娘の方が惨めでイヤ~な気持ちだろうよ。「長女は結婚して別居していますが、私の子供である限り、長女が稼いだお金は私の物と同じです。家族ですもの」なんていう身勝手発言も飛び出し、これが釣りならいいのに、と心底思うトピである。そして最後のトピ主レスでも、こう開き直る。

「最初に言っておきますが、私は悪くないです。確かに今まで娘から金銭や品物をもらっていますが、直接ねだった事はありません。『ないと困るなー』と謎かけで、娘が勝手に購入してくれるだけ。
娘は健康にも恵まれ、国立大学を出て正社員です。一方息子は幼いころから体が弱いため勉強もできず、私立大進学。その後も仕事が辛いと転職し、今はバイト生活。娘と大きく収入が違います。収入が多い方からの援助は当たり前だと思うのですが。。。
娘は私が息子ばかり可愛がるとひがんでいました。長子なので厳しく育てましたが、次の子は長子に厳しくしすぎたので穏やかに育てようとしただけなのに。だから、今回、娘が嫌味で私より大きい指輪をしていると考えたのです。私についてですが、実家は比較的裕福で末っ子でしたから、援助は必要なかったですね。時代も違いますしね」

 どこまでも偉そうなトピ主は、娘がどんな親孝行をしても感謝はしなそうだ。娘さんには「あんたの指輪のほうが大きいね」と言われた自分用の指輪を手切れ金がわりに渡して、それっきり音信不通になることをすすめたい。

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