「男は清楚系女子が好き」←全女性が知っていることをナゼ今さらドヤ顔で?

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<清楚に見える(よう演出している)女性>を、良妻賢母になるだろうと思い込んでプロポーズするような男性と結婚して、その先の二人の人生って順風満帆でしょうか? また、「清楚系」のルックスながら、見た目正反対のキャンドルジュンさんと夫婦生活を送る広末涼子さんの例を見てもわかるように、見た目と中身ってそんなに一致するものじゃありません。件のブロガーさんは、ドラマ『逃げ恥』をちゃんと見ていなかったか、見ても自分に都合の良くないパートは記憶から削除してしまったのかもしれませんが、新垣結衣さん演じる森山みくりは、メイクが濃くなくてさっぱりショートヘアで清潔感のある装いをしていて家事が得意で料理上手で優しい女性ではありますが、一方で理屈っぽく、「おかしい」と感じたことは率直に問題提起する人です。「あなたのことが好きだから」と理不尽を我慢して彼氏や夫に尽くすような、自己犠牲タイプの妻ではございません。ふんわりした印象で「ガッキー(みくり)最高!」と言ってるような男性に、「うるせえ黙れ」と往復ビンタを食らわすようなドラマだったと思うのですが……。

そもそも、女性が全員恋愛をしたがっているわけじゃないし、モテたくてオシャレしているわけじゃないんですよね。男ウケや彼氏の要望に応える形でファッションの系統を変えるのが楽しい、相手に喜んでもらえるのが嬉しいと考える女性もいますが、「男ウケより自分ウケ」を貫く女性も相当数います。自分がときめくものしか買わない、身につけないというポリシーを持っている人が、それを曲げて好みではないファッションをするなんてストレス以外の何物でもありませんから、絶対におすすめするべきではないのです。

資生堂「インテグレート」のCMは『25歳からは女の子じゃない』『頑張っているのが顔に出ているうちはプロじゃない』、ルミネのCMは女性社員の見た目で「需要」の有無を判断するやり取りが繰り広げられ、いずれも女性を応援する意図があったといいながら、「男性にちやほやされる女性であるべし」と煽って脅していました。今回の記事もまた、女性に有益な情報を与えるふりをして、男性の理想(と思われている「清楚系」)を押し付ける姿勢が見て取れ、女性を不自由にする最悪なものです。役に立たない恋愛クソバイス記事は山ほど量産されているが、とりあえず、「モテ」や「万人ウケ」をむやみやたらに肯定するのはもうやめてほしい。「モテ」るのと、自分に合った相手と恋愛したり結婚したりするのは別物なのですから。

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