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息子の彼女を騙す、前の嫁と比べる、クレクレ攻撃…凶悪な義母選手権

【この記事のキーワード】

【ヤバさ65点:距離置けばなんとかなるが、それが難しい】
彼女が、私の母が原因で結婚をためらっています

 トピ主(男性・30代後半・バツイチ)は離婚後、「結婚はもういい」という時期が続いていたが、仕事を通じて彼女(Aさん)に会ってその気持ちが変わった。

「Aはしっかりした女性で、仕事もよくできます。初めは『きれいな人だな』と思う程度でしたが、次第に尊敬の対象になり、幸い親しくなる機会に恵まれ、交際2年です」

 先日、トピ主からのプロポーズを彼女が承諾してくれたことで、遠方の実家にAさんを連れて行った。トピ主の親はAさんを大歓迎してくれ、場は終始和やかだった。しかし……それ以降、Aさんの表情が冴えないのだという。トピ主が尋ねるとAさんはこう言った。

「あなたのお母さんに、私の年収や、産後も働けるのかを細かく訊かれたり、参加している活動の集会に誘われたりして戸惑った」

「あなたの離婚歴は承知だけど、お母さんから“前の奥さんより○○なところがいい”という話をされて驚いた。褒めてくれているのはわかるけど、前妻さんと比較する話しぶりは、初対面ではちょっと……」

 トピ主が席を外した間に、母がやらかしていたのだ。結局、「あなたのことは好きだけど、あのお母さんと親族になる覚悟ができない。少し考えさせて」と言われてしまった。

「恥ずかしながら、母は一般常識に問題があり、デリカシーに欠けます。これまで、母のことで相当苦労させられてきました。

『嫌な思いをさせて申し訳ない。Aは母と直接やりとりしなくていい。一人息子なので完全に絶縁は難しいが、自分が全ての窓口になる』と伝えました。

Aの感じ方はもっともで、ひいてしまうのも当然ですが、私はどうしてもAと結婚したいのです」

 トピ主から母に苦情を言うのは簡単だし、これまでも散々言ってきた。だがそれが改善につながっていないのは今回のことも含めて現状が証明している。残念だが今後も変化は見込めないだろう、とトピ主は嘆く。

 Aさんと母の接点を限りなくゼロに近づけると保障することに加え、それ以外で彼女を安心させられる方法がないか、という相談だ。Aさんはトピ主の尊敬の対象だけあって賢明だなあ。

さて、この「母」、トピ主が「一般常識に問題がある」と評しているが、果たして本当にそうだろうか。トピ主がいない隙を見計らって、トピ主母はAさんにこれらのことを話しているからだ。トピ主の前で言うのはまずいという自覚があるのだろう。つまり、ある程度「計算」している。コメントでは色々な意見が飛び交ったが、特に、トピ主の前妻に疑問が集中した。トピ文では離婚は前妻の有責であったと書いている。

「前妻さんの有責での離婚といいますが義両親に違和感や嫌悪感を抱いてしまうと夫のちょっとしたしぐさや会話から『やっぱり親子だなぁ』と感じてしまう人も多くいます。そうなってしまうと義両親どころか夫にまで嫌悪感を抱き離婚に至るケースも多々あります。前妻さんとお母様の関係はゼロではなかったと想像できます」

「離婚の原因は相手有責と書かれていますが、その方と婚姻関係中のお母様の様子はどうだったのでしょうか? 今の彼女と同じような事をトピ主さんは前妻に言われた事はないですか? もし言われていたとしたら、今回も無理かもしれませんね」

「あなた、自分でも書いてるよ。『絶縁はできない』と。子供が生まれたらどうするの? 法要は? 絶縁せず、母親を咎めもせず、妻を守りきれるとは思えません。前の離婚原因はそこにもあるのでは? 逃げ出したくなったのでは?」

「>恥ずかしながら、母は一般常識に問題があり、デリカシーに欠けます。

 >これまで、母のことで相当苦労させられてきました。

分かっているなら、先に伝えておけば良かったのに、どうして伝えなかったのですか? 伝えたら、親に会って貰えないと思ったの? 結婚出来ないと思った?

彼女さんは、そこも気にしている筈ですよ。だって、トピ主さんは結婚していた過去が有るのですよ? 前の奥さんだって、お母様に活動の集会に誘われたり、グイグイ詮索されて迷惑していた可能性が有る訳で。それをトピ主さんが夫として、どう対処していたのかと考えたら、今回も、都合の悪い事は隠して、結局後手後手でしょう? そりゃ、トピ主さんに対して、不安になる訳ですよ」

「いくら向こうの有責とは言えあなたにバツが付いていて、しかもそのお姑さん…。本当に向こうの有責で離婚になったの? あなたのお母さんが原因じゃないの? ってそう思い至りますよ」

 こうした声に、トピ主はレスで釈明する。まず、困った母親であることは事前に伝えていたこと、Aさんと母が二人きりにならないよう配慮していたが急を要する仕事の電話がかかり10分ほど席をはずしたこと。そして前妻との婚姻期間中、母親とは絶縁していたので前妻と母親は交流がなかったということなどだ。「母は、前妻のことがあまり好きでなかったようですが、それが問題になるほどの交流がないまま離婚となりました」というが、あまり好きではないと判断する程度の付き合いはあったのだろうと推察する。

 また「参加している活動の集会」については、聞けば皆がその人を避ける類のものであり、家族もそれを快く思っていないし、何度も止めたのだという。いまは黙認しているが人を勧誘しないように、とは伝えていた、と弁解する。でも父親もトピ主もそんな母親を全然制御できてないところが問題だ。そもそも会食に父親は行かなかったのか? ちょっと気になるのだがそこは一切記述がない。謎である。

「彼女は聡明な女性のように見えます。口で守ると言っても、信じない可能性が強いと思います。もし子供が生まれて実家に行く場合に、彼女が拒否したらどうしますか?

今は結婚したい一心で誠意を見せているつもりになっているかもしれませんが、彼女にしたら口約束にすぎません。行動で示さない限り信用されないと思います。どのように行動するかはトピ主さんが考えてください」

「それと、改善の見込みが無いのは理解できますが、それでも息子として付き合う範囲はどれくらいですか? 何故嫁が来ない、何故窓口がトピ主さんなのだと、不平不満をぶつけられても、毅然と撥ねつける事もできますか?

>Aと母の接点を限りなくゼロに近づけると保障

これも大事ですが、トピ主さん自身が、息子の範疇を超えた事を求められた時に、上手くかわしたり、毅然と断れるかにもかかっています」

「『完全に絶縁は難しい』が、どの程度なのか決めることです。金輪際、彼女が母と会うことがないなら、結婚できるかも? 結婚式の段取りでやりとりをするとか、出産の際に病院に来るとか、子供の行事に来るとか、家に来る・行くとか、そういう接触を一切無くせるのか? ということです。それができないなら、早く別れましょう。結婚できないあなたとの交際を続けるだけ彼女の時間が無駄になります」

「母親は変わりません。変わる気もありません。自分が悪いなんてこれっぽちも思っていないから。今回はあきらめましょう。

今後についてのアドバイス。いくら自分の親の悪い点を言ってもやはり身内です。話半分程度にしか相手には伝わらないということを学びましょう。

相手にお母さんとかかわらせないのなら婚前から関わらせないほうが身のためです。

それから、男性が自分の親のことは自分だけでというのは、定年前には無理だということを理解しましょう」

 最後のコメントが一番腑に落ちた。トピ主は今後、新しい彼女ができても、このパンチの効いた母親がいる限り結婚できないし、結婚しても幸せな生活は送れないだろう。親も大事だが自分で結婚して新しい家庭を築くことも大事。この母親がいる場合、どちらも取ることは不可能だ。絶縁する覚悟がなければ結婚しないでほしい。

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