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「好きな人に出会える場所にいたい」青森出身の飲食店勤務女性が10年間東京で生活する理由/上京女子・ケース1

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いつ故郷に帰る?上京女子の今後

私は最後の質問をした。

「いつか青森に帰るつもりはあるん?」

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えりちゃんは少し考えてから口を開いた。

「地元でカフェを経営してる親友に『2号店を出すから手伝ってほしい』って言われてて、それはちょっと興味あるかな……。でも、青森に帰ったら恋人はできなそうだし……」

女性同士の出会いに関しては、青森より東京のほうが圧倒的にチャンスはあるという。

「ずっと東京にいるかはわからないけど、今のところは東京にいるかな。将来的にパートナーができたらその人にもよると思う。私の場合、結婚っていう選択肢はないけど、やっぱりひとりは寂しいし、好きな人に出会う可能性の高い場所にはいたいんだよね」

えりちゃんは約10年間勤めた仕事先から転職を考えているという。体力勝負の飲食店をやめ、IT系の技術を習得し、手に職をつけて長期で働ける仕事を探すということだ。

「まあでも、私が東京でいろいろできるのも、青森っていう田舎があって、親がいる、家族がいる、帰るところがある、っていう安心感があるからだと思うんだよね。家族のありがたさを感じたり、家族っていいなあ、って思うことが最近増えてきたから、どんな形になるかはわからないけど、自分の家族は作っていきたいかな」

上京女子の物語は、続く。

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