吉本芸人が集団強姦で解雇、『すべらない話』でレイプ未遂を笑う…セックスとレイプの違いを判別できない芸人たち

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Photo by lookcatalog from Flickr

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 5月25日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、吉本芸人による集団強姦の全貌を報じている。芸人の名前は伏せられているが、被害者は会社員女性・A子さん。Tという27歳の芸人がその主犯格、TとM、そしてOという3人の吉本芸人が「恋愛相談に乗ってあげる」という名目で女性を飲み会に誘い、居酒屋からTの自宅に移動して「T様ゲーム」というハレンチなゲームを実施。女性の乳首を舐めたり、フェラチオを強要しスマートフォンで動画を撮影した。A子さんは必死に抵抗し「帰りたい」と訴えたが、芸人らは「口で射精させるまで帰さない」と強制したという。

 後日、女性のもとにTから何事もなかったかのように「今暇?」とのメールが届く。動画を削除してもらうために女性がTの自宅近くの居酒屋へ出向いたところ、別の芸人2人と合流。なぜかA子さんのバッグをTが手に持っており、逃げることができず再びTの自宅に連れ込まれたA子さんは、拒否したにもかかわらずまたも「T様ゲーム」に参加させられ、三人の男たちに輪姦された。

 女性はこの件を吉本興業と警察に連絡し、現在取り調べが進行中。事件にかかわった芸人たちも吉本を解雇、または謹慎処分となったよう。しかし恐ろしいのは、芸人たちの罪悪感のなさだ。彼らは女性に挿入しながら動画を撮影し、「カメラに向かってガッツポーズやピースまでして」おり、さらにWは「三人分気持ちよかったから、いいでしょ?」と言い残して帰って行ったという。Tは女性を輪姦した1人は、警察の取り調べの3日後にライブに出演。さらに主犯格のTは「あれは合意だった」と芸人仲間に話しているそうだ。「一緒に飲んだのだからヤってもいい」と言わんばかりのこの態度は到底許せるものではない。彼らは一連の行為を<合意のセックス>と認識しているのだろうが、どう考えても一方的な性行為であり、暴力でしかないはずである。レイプはセックスではなく犯罪だ。

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