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日経平均が1年半ぶりに2万円台まで回復!……でも日経平均株価って何?

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聞いたことはあるような、「TOPIX」とは?

 「TOPIX(トピックス)」という言葉も聞いたことがあると思います。こちらも日本のお金の指標として日経平均株価と親戚のような重要なものなので一緒に覚えておきましょう。

 TOPIXも、日経平均株価と同じく東京証券取引所一部のお話です。さきほど東証一部ではもの「すごく多くの株」が売り買いされているという表現をしました。その数、現在2000ほど。東京証券取引所一部では2000くらいの株が売り買いされているというわけです。それらの会社の株価を合計したようなものがTOPIXです(正確には、現在の合計と昭和43年の合計を比べて計算するなどのルールがありますが、「2000社くらいの合計」というイメージで良いでしょう)。

上場とは?

 株の市場は東京証券取引所一部だけでなく、東京証券取引所二部、大阪、名古屋などいろいろな市場がありますが、日本中の全ての会社の株が売られているわけではありません。

 株式市場で売り買いされるようになることを「上場(じょうじょう)する」といいます。文字を見ると、「市場に上がる」で「上場」なので、そのままですよね。上場することによって、広くいろんな人達に株を買ってもらうことができるというわけです。

 そして、株が上場している会社のことを「上場企業」といいます。上場企業になるのは簡単なことではありません。厳しい審査をクリアする必要があります。審査が一番厳しいのは、最も活発な売り買いが行われている東証一部です。ですから、東証一部に上場している会社というのは、言ってみれば選ばれし「スゴい会社」というわけなんですね。

 「あの人、一部上場企業らしいよ!」となんていう話を聞くことがあるかと思います。そこには「スゴい会社にお勤めなので、きっと優秀なのね」「お給料も高いんじゃない?」などの意味が含まれていたりします。本人が言ってくる場合や、そのご家族が言ってくる場合は、「スゴいですね!」という雰囲気の反応をするのが大人として空気を読んだ対応になるでしょう(笑)。

 株式投資を考えていない方でも、大人の常識として、日経平均株価、TOPIX、東証一部、上場、このくらいの言葉は知っておきましょう。さて次回は「じゃあ株ってそもそもいったい何?」というお話をしていきたいと思います。

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