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もはや「人生100年」時代 8月の法改正で年金制度の何が変わる?

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生き延びるためのマネー/川部紀子

生き延びるためのマネー/川部紀子

こんにちは!ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の川部紀子です。

7月も終わりに近づいてきました。今年の8月は年金の法改正があります。「また?」と感じる人も多いようですが、今回は歴史的に見てもとても大きな変更になるため、きちんと解説していきます。

「年金なんて当てにならないし!」と目を背けた方! ぜひこの改正を機に年金の超基本も学んでください。確かに昔ほどの期待を持てなくなってしまった年金ですが、だからといって切り捨てるほど悪いものでもありませんし、何せ、付き合いをやめることもできません。大事なお金を払うものであり、長い付き合いになるものですから、基本事項は知っておきましょう。

最低限納めなければいけない期間が変更

国から老後にもらう年金は、誰でも当たり前のようにもらえるわけではありません。もらうためには、いくつかの基準を満たさなくてはいけません。その中でもっとも大事なものは「期間」です。

大前提として、私たちは20歳から60歳まで40年間年金保険料を払い続けることになっています。しかし、仕事ができなかった期間払えなかっただとか、離婚などでバタバタしていて払っていない期間があるなど、さまざまな事情で未納期間があり、40年間フルで払っていないという人も存在します。そうした方々は老後に年金を一切受け取れないかというとそうではありません。別の最低基準を満たしていれば、受け取れることができるのです。その基準とは「年金を納めた期間」です。

そして今回の改正ではこの「年金を納めた期間」が変更されるのです。

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