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鈴木保奈美の静かなる返り咲き! その冷たい美しさ

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 民放ドラマ全盛期、常にドラマの影響を色濃く受ける視聴者たちの場外乱闘をよそに、鈴木さん本人は至ってクールな印象。それを決定づけたのは1994年、最初の結婚の会見です。お相手はF1解説者の方だったのですが、幸せなはずの会見で、ほぼ表情を変えなかった鈴木さん。「え、この人、ホントに旦那のこと好きなのかな」と三度見したくなるほどのものでした。結果、3年後に離婚。

 そしてまさかの翌年、妊娠3カ月でとんねるずの石橋貴明さんと再婚。3女をもうけました。週刊誌やワイドショーが食いついて離れないはずのネタですが、当時の彼女はまるで“くノ一”のように結婚→離婚→再婚→出産を静かに駆け抜けて行ったのです。あれはどんな忍法なんだろう。

 10年が経過して鈴木保奈美という名前が風化しつつあった2012年あたりから、また彼女はスーッと芸能界へ復帰。時間が経っても忍法術は衰えていなかったようですね。ついに昨年『ノンママ白書』(フジテレビ系)で連ドラ主演に返り咲き、アラフィフ女性の青春という新しいテーマを開拓。そして同時に、母親役枠を不動のものにしました。

『ノンママ白書』公式HPより

『ノンママ白書』公式HPより

 鈴木さんは、すごく凛としていてかっこいい女性だと思うのです。男性ウケは狙わず、フニャッとした柔和な雰囲気はあえて消して、真っ直ぐに前を向いている、そんな風にお見受けします。ちょっとツンとした態度で、自分を譲らないところがいいんです!(川平 慈英風)そんな強さがM気質の視聴者に響き、10年も彼女から突き放されても、またファンに戻ってしまうのですから。恥ずかしながら私もそのひとりです。クゥ~!

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