「妻が家事をしない」は離婚の理由になる? 法律で考える夫婦間の家事分担問題

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話し合うことで楽になれることもある

 参考までに、「うちの家庭」の家事育児と生活費の分担方法をご紹介します。

 お金の負担をどうするのかは同棲前に話し合い、同じ額を出してふたりの生活費に使おうということになっていました。ただ、実際には足りない分を夫が出してくれている時代が長かったらしいです。ごめんなさい。

 出産前と産後のしばらく働けない時期は、生活費は払えないと夫に言っていました。私は自営業なので出産手当金も育児休業給付金もなかったのです。むしろ収入のない出産前後も健康保険料や国民年金の支払いがあったくらいです。産後しばらくの間は夫が3人分の生活費を出してくれました。

 そして子どもが保育所に通いだした今は、私が早めに仕事を切り上げて、育児に時間を割くようにしています。そのため生活費の支払いはかなり少なくしています。私の仕事は給料制ではないために、収入が安定しません。育児に多く時間を割く以上、収入は減りますし、夫は私ほど育児に時間を割かない以上、私よりも仕事ができるはずですので、生活費は多く出すのが公平ではないかと考えているためです。ただ、いつも出してもらってばかりだと私も肩身が狭い(気がしてしまう)ので、夏の旅行で多めに出すことがあります。

 夫婦で互いに協力し合うと言っても夫婦の形は無数にありますし、夫も全然不満がないわけではないだろうと思います。ただ話し合いをしたことで、しんどい場面が訪れたときでも「夫はこういう考え方をする人で、私が『やらなければならない』と思っていたことは勝手な思い込みなのだ」と気づくこともありました。もしかしたら話し合うことで、ほんの少しでも楽になる、あるいは気分が軽くなることもあるかもしれないですよ。

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