狂気の毒母役から孫溺愛の祖母役も…斉藤由貴はやっぱり我々のマドンナなのである

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『カンナさーん!』公式Instagramより

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 現在放送中のドラマ『カンナさーん!』(TBS系・毎週火曜21時放送)で、主人公・カンナ(渡辺直美)の姑役を演じている斉藤由貴さん。50歳にしてまさかのおばあちゃん役なのですが、適度な嫌味を使って嫁を突くのが絶妙に上手。孫を溺愛して、浮気をした息子の肩まで持つという、ドラマには欠かせないスパイス役を好演しています。

私たちを『夢の中へ』連れて行ったあの振り付け

 1984年、セーラー服姿でヤカンを持って走り寄ってくるカップ麺「青春という名のラーメン・胸騒ぎチャーシュー」のCMで視聴者の前に現れた斉藤さん。そして女子高生がヨーヨーを武器に犯人を捕まえるという『スケバン刑事』(フジテレビ系・1985年)に主演。またしてもセーラー服姿だった彼女は、男性ファンのマドンナ的存在に。

『スケバン刑事 VOL.1』東映ビデオ

『スケバン刑事 VOL.1』東映ビデオ

 そして連続テレビ小説『はね駒』(NHK1986年)を始め、各ドラマに主演する傍ら、歌手としても活動。デビュー曲の『卒業』は35万枚を超えるヒットと華やかなスタートを切り、紅白歌合戦にも出場するのです。中でも私が記憶しているのは、井上陽水さんの作詞作曲で40万枚を超えた『夢の中へ』。各歌番組で、真顔のまま膝を曲げてリズムを取るという、独特すぎる歌い方から目が離せませんでした。

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