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「俺たちがキスする時間」に痺れた『ラブジェネレーション』の片桐哲平。女性が諦めかけた夢をすべて叶えてくれる、理想的すぎる彼氏だった

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『ラブジェネレーション Vol.1』フジテレビジョン

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 特に、理子が哲平に恋に落ちる瞬間なんて最高です。酔ってふざけてよろけた理子は、ひょいと支えられた瞬間に哲平のことを好きになるのですが、「そうそう! 恋ってこういう何気ない瞬間からスタートするんです!!」と悶えましたね。

 ドラマがヒットした最大の理由は、哲平が女の子の願いをすべて叶えてくれる王子様であったことではないでしょうか。記憶に残る王子様シーンをいくつかご紹介します

 まずは、理子が哲平に告白しようと決めた夜のこと。電光掲示板を使って思いを告げようとするのですが、哲平はさなえ絡みの事情でドタキャン。しかし、そのサプライズに気づいた哲平は、数時間後、拗ねる理子を何とか同じ場所に呼び出し、歴史に残る名キスシーンを生み出したのです。

(帰ろうとする不機嫌な理子を引き止めて……)
哲平「あ、時間だ」
理子「何の?」
哲平「俺たちがキスする時間」

 理子が涙目でキスしながら電光掲示板に目をやると、そこには「俺も好きだ!」と哲平の返事が映し出されていたのです。ベタかもしれませんけど、こういうことされたら嬉しいのが女ってもんで。私も各所の電光掲示板の使用料金を調べましたが、割と高額であることを知り、夢半ばで諦めました。

 そして、理子のことだけ「おまえ」と呼ぶなど、ちょいちょい飛び出す部活の先輩風の上から目線の哲平。これには賛否両論ありますが、当時の女子は結構な割合でツボ。他の女性にはしない、彼女の優越感を味わえる瞬間なのです。ちなみに、キムタクの名フレーズ「ちょ、待てよ!」「なんだよ!」はこのドラマあたりから誕生しました。

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