クールなイメージが定着した江口洋介の『愛は愛で』とぶつかる全力疾走キャラを忘れてはいけない

【この記事のキーワード】
『黒革の手帖』公式HPより

『黒革の手帖』公式HPより

 現在放送中の『黒革の手帖』(テレビ朝日系・毎週木曜21時放送)で、主人公・原口元子(武井咲)の経営する銀座のクラブに通う衆議院議員秘書・安島富夫役を演じる江口洋介さん。米倉涼子さんから主役をバトンタッチした武井さんに注目が集まっていますが、隣で若きママの演技をサポートするような江口さんから目が離せません。江口さんと言えば、日本のテレビドラマ史に数々の功績を残した名俳優なのです。

 今から約30年前の1986年にデビュー、その翌年には主演映画『湘南爆走族』でいきなり脚光を浴び、その後は、『東京ラブストーリー』(1991年)、『101回目のプロポーズ』(1991年)、『白い巨塔』(2003年/すべてフジテレビ系)と、ヒット作には、いつも江口さんの姿がありました。“男性の長髪”という金八先生以来のビジュアルも印象的でしたね。

 中でも私が思い出す2作品は『ひとつ屋根の下』(1993年)と『救命病棟24時』(1999年~/ともにフジテレビ系)でしょう。

1 2 3

「クールなイメージが定着した江口洋介の『愛は愛で』とぶつかる全力疾走キャラを忘れてはいけない」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。