木村拓哉の結婚後初主演ドラマ『HERO』で久利生公平が体現した“男のロマン”

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『HERO Blu-ray スタンダード・エディション』(東宝)

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 木村拓哉さんの出演した“月9”作品を辿っていく『キムタ9』。4回目は、2001年放送の『HERO』を回想したいと思います。

 『らいおんハート』で、1998年発売の『夜空ノムコウ』以来2度目のミリオンを達成し、トップアイドルとして「さあ、これからもっと……」という2000年に、当時28歳の木村さんは歌手の工藤静香さんと結婚! これ、ホントに日本列島が「ぶっ飛び~!」状態でしたね。ワイドショーだけではなく、各ニュース番組の冒頭で取り上げられるほどの大きな話題になりました。会見で「お相手は工藤静香さん?」と聞かれて「他に誰がいるんですか?」と即答したひと言が忘れられません。日本一のモテ男の座を、自ら退いたという奇跡みたいな瞬間を目撃したような気分だったな……。

男女のハートをかっさらった久利生公平

 今回お届けする『HERO』は、結婚後のキムタクが初めて主演を飾った連ドラです。放送前から話題騒然となり、「私たちのキムタクが静香のモノになった……」という絶望の淵に立たされたファンたちは果たしてついてくるのか、なんて人気を危惧する声もちらほら。

 しかし蓋を開けてみると、私たちは虜になってしまったのです。なぜかって? それは、一児の父親となった彼ですが、(良くも悪くも)何も変わらずキムタクだったのです。

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