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『空から降る一億の星』は韓流ブームの走りだった? 殺人犯役に挑んだ木村拓哉…悲しい結末に涙

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 主題歌が、エルヴィス・コステロの『スマイル』で、挿入歌は坂本九の『見上げてごらん夜の星を』だったことも印象深いです。月9の主題歌を歌うのはもうヒットの法則に乗っかったも同然。その座を敢えて、誰もが知っている往年の曲に譲るとは思い切った演出……! でも、この2曲が視聴者の高揚感と脱落感を確実に盛り上げていたのです。

 読者のみなさんがこのドラマを見る時に、木村さん以外に注目して欲しいのが、明石家さんまさんの哀愁漂う演技です。『男女7人夏物語』(TBS系・1999年)など、彼が名優であることは、古い人間の間では周知の事実ですが、最近では見かけることが少なくなりました(え、大人の事情?)。タバコをくゆらせながら演じる姿がすっごくいいのですよ。今だったら「月9で公務員(警察官の役)が喫煙なんて!」とクレーム電話が飛んできそうですけどね。

 あとは(敢えてこう呼びたい)ふかっちゃん! キムタクはふかっちゃんを「優れた女と書いて女優」と絶賛していましたが、演技力はもちろんのこと、彼女と宮沢りえは“白肌×そばかす”という新しい日本女性の可愛さを生み出した女優だと思っています。その可愛さを見ていただければと。ただ結末は前出のごとく言っちゃいましたけどね(テヘペロ)。

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