連載

「家事育児余裕~」「ゴミ出ししてますけど」家事育児にまつわるマウンティング

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ゴミ出しは家事には入らないですか?

 トピ主(男性・年齢不明)は週6日、1日平均10時間勤務。妻は週4日、16時間勤務。たまに早く終わることもある。子供はいないようだ。その様な状況なため、家事はほとんど妻。トピ主は毎日のゴミ出しと、たまにお風呂掃除と料理をしている。

「私は、妻の方が外で働いてる時間が少ないのだから、これが当たり前だと思っています。なので、帰ってきてからも、料理を作ってる妻を横目にスマホいじったりしてゴロゴロしてます。
しかし先日、私が『掃除が足りてないよね…』と言うと、妻がキレました。
『私よりちょっと帰ってくるのが遅いだけで、家事は、ほとんど私。働いてる時間があなたより短いから仕方ないと思って何も言わなかったけど、やらないくせに掃除に関して口出されるのはムカつく。外で働く時間短くても、買い物したり、ご飯作ってるのよ? 毎日のゴミ出しだって、私が玄関に出してほしいゴミ袋を置いておいたり、あなたが自分でやったとしても、ゴミ袋の口を結ぶだけでしょ? お風呂掃除も気が向いた時、料理も気が向いた時だけ。いい加減にして!』と言われました」

 そしてトピ主は叫ぶ。

「ゴミ出しを毎日やってても家事じゃないんでしょうか?
私が『他のところの旦那よりやってると思うけど』と言うと、妻は納得してないような、呆れた顔してました。
妻より私の方が働いているのに、これではダメなんでしょうか?」

 出たぁ~モラハラ夫の決め台詞「妻より俺の方が稼いでいる」。妻だけでなく妻と同じ不満を抱える小町住人を敵に回すトピ文だ。ゴミ出しも、妻がまとめたゴミを持っていくだけのいわゆる「ゴミ運び」である。掃除が足りないならお前がやれ、だ。案の定異論が噴出した。

「それは仕事に置き換えたら、手作り品をネットで売って、月数千円の収入を家計に入れて『私だって働いてる』というのと同じようなものです」

「小学生でもできることをやっていばらない」

「共稼ぎならあなたも家事しろよ」

「手を出さないんだったら 口出すんじゃねえよ ってことですよ」

 ごもっともである。ごもっともすぎる。

「収入に対しての家事を主張するのであれば 家事を全部書き出して家事に点数をつけてどっちがやっているかで数値化する。収入に対しての割合で負担を振り分ければ見える化しますよ。
トイレットペーパー補充とかカーテンの開閉とか細かいものも書き出すと良いでしょう。ゴミ袋縛って運搬、たまにする料理、たまにする風呂掃除ははたして何点になるでしょうか?
ただ、『収入に対して家事』という考えであればですが…
今の会社が傾いて仕事が無くなった時、今奥さんがしている水準で家事しますか? 今の身分が必ずしも約束されているものではないのですよ。『収入に対しての家事』という考えは有事に自分の首を絞めますよ」

 本当にその通り。たくさん稼いでいるからやらなくていい理論は、確かに今後トピ主自身に返ってくることがあるかもしれない。

「奥さんが腹を立ててるのってトピ主が家事をやらないからじゃないですよ。
もっと簡単なことで解決するんです。
それはトピ主がもっと感謝することです。
ゴミだしだって『手伝い程度』ゴミ回収から初めてこそ家事のひとつ。
それを下準備までされててありがたいと思うべきです」

 まさにそう、その通り。そしてこのトピにトピ主レスはない。

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