社会

利用者の不信感を煽るTwitter社の「ルール適用」。永久凍結された菅野完アカウントと放置された差別的表現

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 twitter社はtwitterルールとして、いやがらせ行為を以下のように定めている。

・嫌がらせ: 特定の人物に向けた攻撃的な行為や嫌がらせを禁じます。攻撃的な行為に該当するかどうかの判断では、以下の点が考慮されます。
 ・報告されたアカウントが、主に他者に向けて嫌がらせや攻撃的なメッセージを送信するために使用されている場合
 ・報告対象の行為が一方的であるか、あるいは脅迫を含む場合
 ・報告されたアカウントが他のアカウントへの嫌がらせを扇動している場合
 ・報告されたユーザーが複数のアカウントから1つのアカウントに向けて嫌がらせのメッセージを送信している場合

 菅野氏に心当たりがないだけで、実際にはこのルールに抵触するようなツイートを行っていた可能性はありえる。その場合、今回のtwitter社の対応が必ずしも間違いだとは言えないだろう。一方で、こうしたルールを厳密に守るのであれば、例えば水原希子に浴びせられているヘイトなどへの対応も同等に対応しなければならないだろう。twitetr社はヘイト行為として「人種、民族、出身地、性的指向、性別、性同一性、信仰している宗教、年齢、障碍、疾患を理由とした他者への暴力行為、直接的な攻撃、脅迫の助長を禁じます。また、以上のような属性を理由とした他者への攻撃を扇動することを主な目的として、アカウントを利用することも禁じます」とルールに明記をしている。

 なお上述のBuzzFeedJapanの記事では「利用ルールが幅のあるものになるのは、ある程度仕方ない」とした上で、「『特定の人物に向けた攻撃的な行為』があったというなら、それが誰に対するどんな発言だったのかを知らせたほうが、納得感は高まるのではないか」と書かれていたが、こうした対応は非常に危ういものだろう。「特定の人物」が明らかになることによって、報復が行われたり、攻撃が激化する可能性も十二分にあるだろう。

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