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藤井フミヤと長瀬智也が奪い合っても違和感ゼロ! 浅野温子が演じる“いい女”の説得力

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 浅野温子さんがワンレングスのヘアスタイルにすれば、世の女性はデコ丸出しで、サラサラヘアを目指す。彼女が衣装で着たものは即完売。控えめに言って、トレンド女王ですね。ビジュアルが今とほぼ変わらないのは、もう奇跡。

 近年は、明るさを前面に押し出した役が多い浅野さんですが、私は「ただただいい女!」と見る側に思わせる役のファンです。それが顕著に表れていた作品が武田鉄矢さんの「僕は死にましぇん!!」を生み出した『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系・1991年)、そして『ラブとエロス』(TBS系・1998年)です。

『101回目のプロポーズ [DVD]』フジテレビジョン

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 『101回目のプロポーズ』では、お見合いで出会った冴えない男・武田鉄矢さんと恋に落ちる。一瞬別の男(死んだ恋人にうりふたつ)によろめきそうになるものの、ウェディングドレスを着て冴えない男の元へ戻って来るという世の男性たちを勇気づけたストーリーでした。浅野さんが死んだ恋人を思って泣くシーンを見て「綺麗な人は泣いても綺麗だ……」と、子供ながらに納得したことを思い出します。平均視聴率は23.6%、最終回では36.7%と驚異的な記録を叩き出した月9作品でした。

『ラブとエロス DVD-BOX』松竹

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 『ラブとエロス』は亡くなった夫の友達・藤井フミヤとその異母弟・長瀬智也に愛されるという、現実にはほぼ見られないラブストーリー。フミヤさんの猛烈にピュアな青年役も素晴らしかったですし、当時19歳だった長瀬くんと温子さんの濃厚なラブシーンが印象的というか、衝撃的でした……。

 さて。話は反れましたが、どちらも愛する人を失っているという設定は同じですが、現実にはあり得ないであろう夢物語。そんなに普通の女性はモテませんから。でもそんな偶像にまったく違和感や嫌味を思わせないほど、浅野さんは圧倒的な美しさを漂わせていたのです。

 久々にそんな“美しすぎる浅野温子”が見たい。56歳という年齢を考慮して、大学生の息子の友達に惚れられる役など勝手に妄想しておきますね。

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