ロンバケの瀬名が戻ってきたような嬉しい錯覚! 新鮮な木村拓哉を味わえた『CHANGE』を振り返る

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「僕は、この国の政治を、皆さんの手に委ねたいんです。この国には、問題が山積みされています。少子化問題、教育問題、医療問題、その他、いろんな問題を解決しなければなりません。

でも、それは、政治家だけが考えるものではなくて、国民のみなさんひとりひとりが真剣に考えなければいけないことなんです。みなさんには本当の、本物の政治家を選ぶ権利と義務があるんです。私利私欲に走らず、約束を守り、国民と同じ目線になって、動ける政治家、働ける政治家。それを国会に送り出せるのは、みなさんなんです」

 最終回の朝倉総理大臣の演説の一部です。22分という、とんでもない長ゼリフでしたが、カットなしの一発OKで完璧に演じきったそう。実在の日本の政治家の演説よりも断然響くものがありました。

 そしてもうひとつドラマの見どころだったのは、木村さんがそれまで彼が演じるドラマキャラクターの主流になりつつあった“オレオレ色”を一切消したこと。物腰穏やか、控えめでありながら、芯は強いという、まるでロンバケの瀬名が戻ってきたような朝倉啓太。もちろん「ちょ、待てよ!」なんて強気なセリフはありません。そういう木村さんが新鮮だったんですよね。

 これは個人的な趣味ですが、キムタク&ふかっちゃん(深津絵里)のゴールデンコンビにアガりました。それも秘書にまったく頭の上がらない総理(上司)という設定が新鮮でしたね。

 まったく政治には詳しくない人間ですが、そんな私でもこのドラマを見ると思うことがあります。最近、立て続けにゲス不倫だ、政治資金の横領だ、「このハゲー!!」だと問題視され、挙句、謎の解散まで発動する政治家さんたちには『CHANGE』を教科書代わりに見て欲しいと。このドラマは国民が求めている政治のサンプルなのではないでしょうか。理想論で現実は動かないかもしれませんが……。

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