「30歳までに結婚したかった」鹿児島出身女子が、1年で離婚後も東京に留まるワケ/上京女子・ケース6

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鹿児島から上京。29歳。仕事は辛い。30歳までに結婚したい

ニュージーランドの大学に在学中から、子供が好きで、語学や教えることも好きだという理由から、「児童英語の先生になりたい」と考えていた有紀。オーストラリアに2カ月間留学し、児童英語の資格を取得。大学卒業後は故郷の鹿児島に帰り、すぐに児童英語の先生として働き始めた。

「子供は可愛いし、仕事自体は楽しかったんだけど……。社会保険にも入れない、ちょっとブラックな会社だったんだよね。だから、このままここにいたらだめだなって思って」

そう思った有紀は転職活動を開始、ニュージーランド滞在時にはインターンで販売業を経験していたことから、今度は「英語+販売」の仕事をしようと思いついた。

「英語を活かせる販売業っていうと、やっぱり空港かなと思って、成田空港で働くことにしたんだよね。最初は東京で一人暮らしをすることに親も反対してたんだけど、社員寮もあるし、しっかりした会社だったから、最終的には許してもらえて」

仕事のために上京した有紀。当時24歳だった。仕事は忙しく刺激的で、時間は飛ぶように過ぎたが、28歳になったある日、過労で倒れてしまう。

「忙しい仕事だったっていうのもあるけど、人間関係にもつまずいていて、病院に行ったらドクターストップがかかっちゃって」

休職を余儀なくされた。これまでの忙しかった日々が嘘のように、何もすることのない日が始まった。

「当時彼氏もいなかったし、いきなり暇を持て余しちゃって。私これからどうしよう……って焦りはじめたんだよね。仕事ばっかりしてたら、一生ひとりなんじゃないかって」

そんな時、気晴らしに出向いた女友達との飲み会で、後の夫と出会うきっかけを掴むことになる。

「飲み会で女友達に『誰か気になる人いないの?』って聞かれた時に、ぱっとひとりだけ頭に浮かんだ人がいたんだよね。会ったこともない人だったんだけど、かっこいいなあって思ってて」

有紀が気になっていた男性は、有紀の友達の友達で、Facebookで時々見かけるだけの存在だった。有紀の友達は気を利かせてその場で彼に連絡、翌週には二人でデートする約束を取り付け、実際に会った二人はすぐに意気投合、半年後に同棲が始まった。

「休業していた仕事は退職してたし、30歳までには結婚したいって想いがあったから、すぐに籍を入れたんだよね。今思えば何をそんなに焦ってたのかって感じだけど」

アルバイトはしていたものの無職になった有紀。30歳という節目を迎え、「何者かにならないと」という焦りが、結婚へと急がせたという。

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