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『陸王』竹内涼真が背負って走る、男のロマンに女も胸熱

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 竹内さんはデビューしてまだ4年。『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系)で一躍ブレイクして若いママたちのハートを掴み、今の地位へと一気に駆け上がりました。これはチャンスがあるからといって誰もが成し遂げられるものではないと思うんですよね。

 陸上と同じく、一言で片付けるなら“才能”。じゃあ、その才能はどこに潜んでいたのかというと、彼が東京ヴェルディユースに所属するほど本格的に行っていたというサッカーにあるのでは? というのがスナイパー小林予測。ポジションは長身(185cm)を生かしたDF。攻めを睨んで守るというDFの役割を役者に置き換えて、受けたパスをどこかに渡すのか、はたまた自分が攻めるのかを瞬時に判断する力を演技でフル発揮。その結果、2017年の活躍があるのだと思うのです。リアルに元アスリートだった彼が演じる茂木選手、どうなるのかは第五回の放送へ。

 さて『陸王』ですが、文句なしに面白いです。ジリ貧に立たされながらも夢を諦めないおじさん・宮澤。世界の役所広司の幅の広さをつくづく見せつけられるわけですよ。それも民放のドラマで拝聴できるとは、なんたる幸せ。そして『こはぜ屋』に勤める縫製課のリーダー・正岡あけみ役の阿川佐和子さん。これまでもテレビドラマにちょいちょい出演されていましたけど、フル出演は今回が初。新人とは思えない安定感のある演技に、すごいポテンシャルを感じています……。ベストセラー作家で演技、キャスター、コメンテーター、MCも出来るとは天下無敵です。

 なお視聴率は、初回14.7%、第214.0%、第315.0%。第4話の放送は、昨年の大ヒット映画『シン・ゴジラ』の放送(テレビ朝日系)と対峙していたにも関わらず14.5%。『シン・ゴジラ』が15.2%だったことを見ると大健闘と言えます。『半沢直樹』の時もそうでしたが、これだけ視聴率を取れるということは、男たちの物語であっても視聴者が「男」に限定されず、私のように女性ドラマファンもしっかりついているということだと思います。

 物語も中盤戦にさしかかり、いよいよ茂木が『陸王』を履き『こはぜ屋』のサポート選手に……? いや、邪魔が入る? という展開。正座して見守りたいと思います、はい。

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