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昔の彼女が出現し…20年連れ添った夫「もう我慢したくない」愛されなかった妻の苦悩

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 元カノからの一通目の手紙にはこんなことが書かれていたという。

「『結婚する』と連絡をいただいた日から、もう連絡もしない、もう会わないのが自分自身へのけじめだと思っていました。
私のワガママであなたを傷つけたのだから、当然だと思っていました。
でも、最近、仲の良い友人・知人が相次いで亡くなり、『生きているときに会っておけばよかった』と思うことが多くなりました。
ならば、●●さんは、私にとって、死ぬまでにもう一度会いたい人NO.1でした。本当に、今日は会えてよかった」

 やばいな~~~。盛り上がっちゃってるよ。だがトピ主は、コメント欄での応援も励みになったのか、結婚して20年になる夫とのつながりを信じることにしたという。

「結婚までのことを思い出し、いろいろ悩みましたが、
何人の方が書いてくださったように、『この20年のつながり』を信じたいと思います。
ありがとうございました」

 しかし! これで終わりではなかった。数カ月後、なんと夫から離別を求められたのだ。

「月末で彼の単身赴任は終了し、自宅に戻ってくる予定でしたが、その直前に、夫から『離れて暮らしたい』と言われました。
夫は、『離婚してもしなくてもいいが、家には帰らない。下の子供が卒業するまでは離婚したくはない。生活費は今まで通り入れる。自宅もそのまま住んでもらったらいい』とのことです。
理由は、『やっぱり彼女と一緒に生きたい。もう自分の気持ちを我慢するのは嫌だ』そうです。
私は、『離婚して、慰謝料などをもらって精算する』か『離婚せず、生活費をもらいつづける』を選ぶことになります」

 トピがたてられたのは昨年12月。この報告が書き込まれたのは今年11月。トピ主は約1年間、悶々と悩み、20年間の結婚生活を信じて夫との関係を続けていくと決意していたが、こんな結果になってしまった。つ~~か、20年間も結婚生活を続けてきたのに夫も本当に往生際悪いやつだな(怒)。トピ主が気の毒で涙が出そう。

 でもこの夫の立場になってみると、トピ主のことは「妻」とはいえ、老後を一緒に過ごしたい相手とは思えないんだろう。20年を共に過ごしてきたとはいえ、夫は「自分の気持ちを我慢してきた」と吐露しており、そこに子供という鎹はあっても夫婦の絆はなかった。トピ主が浮気したとか散財したとか家事育児放棄とかのわかりやすい問題行動で家庭不和を引き起こしたこともなさそうだが(あくまでトピ主側の意見しか読めないので実際のところはわからない)、いわゆる「貞淑な妻」で「良き母」だったとしてもこういう結末はある。いい人だから愛せる、いい人だからずっと一緒にいたいというものでもないから難しい。いろいろ虚しくなるトピである。

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ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

twitter:@watcherkyoko

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