女優・藤真利子(62)が11月、昨年他界した母の介護生活を綴った『ママを殺した』(幻冬舎)を発表した。母親は藤が4歳の時に別居。その後、藤と母親の2人暮らしだった。11月22日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)に出演した藤は、母との関係を「一卵性親子っていう人もいるし、双子と言う人もいる。一心同体だった」と語った。
しかし62歳(母は享年92歳)になっても“ママの娘”という意識が強い藤の様子は、母娘愛として見れば美しいかもしれないが、少し引いてしまうところもある。かつては年下キラーなどと騒がれた時代もあった藤だが、もし結婚していたら、夫よりも母依存の妻になってしまっていたかもしれない。今回は、母依存の妻に悩む夫のトピを紹介したい。
妻の実家依存
トピ主(男性・会社員)は結婚8年目になる妻(会社員)との間に子供が2人いる。
2年前、義母の希望で、妻の実家近くに家を建てた。それまで妻は“少し母依存が強いな”と思う程度だったが、それなりに家族の時間が中心で幸せな家庭生活を送っていたという。ところが、義母宅の近くに住みはじめた途端、「妻の“母依存”がエスカレートしてしまい、今では母を優先するあまり私は蚊帳の外な感じで子供とも満足に遊べていません」というから穏やかでない。
「その事について話し合いをしましたが、母との時間を私より大切にしたいという結論に至ったようです。この件が原因で離婚しようとも思っています」
トピ主曰く、その土地に家を建てたいと希望した妻には、トピ主の通勤時間が片道2時間もかかるようになってしまうため猛反対したのだが、妻名義で半ば強引に義母と妻に押し切られてしまったらしい。
トピ主は朝5時に起き出勤前に洗濯をするなど時間がないなりに家事育児をしていると自称。しかし「そろそろ限界がきてしまい心が折れかけて」いるそうだ。ちなみにトピ主は母子家庭育ちだったこともあり自分の母親への愛着はあるものの、「やはり結婚して時間がたつと家庭が大事になっていきました」。しかし「妻はそうはならなかったようです。ここまで価値観が違うと離婚の道しかないのでしょうか」
妻の実家依存……いや、母親依存についてどう対処したら良いか、離婚しかないのだろうかという相談だ。12月7日時点でトピ主レスは書き込まれていないが、コメントにはおおむね“妻が悪い”、“離婚した方がいい”という意見が多い。
「主様が今の生活に満足出来るなら、そのままで。家にも帰りたくないほど辛いなら離婚で良いと思います。」
「奥さんは自分自分で主さんは我慢ばかり。これで妻と言えるんでしょうか。夫婦と言えるんでしょうか。主さんの優しさにあぐらをかいている奥様に離婚話をしてみてはどうですか? 顔色が変わると思いますよ」
「未婚の息子を持つ50代です。読んでいてかなしいやら、腹立たしいやら…。奥様は男の兄弟がいないのではないですか
息子が片道2時間も通勤時間にかかることを何とも思わず実家の近くに家をたてるだなんて信じられません。離婚で良いのではありませんか?」
「月に80時間以上が通勤時間! 稼ぎもいいとのことなので、時間給で考えても、トピ主さんに莫大な損益が…おまけに2年間 おまけに家事育児を協力 離婚で宜しいかと。
よく今まで我慢され、気の毒。すぐ再婚されて 今度こそ幸せな生活を。養育費請求されたら、慰謝料1千万位はすくなくとも請求できそうな案件。法律事務所にGO。実家依存症は改善なんてしませんよ」
う~ん、なんだかこれを読んでモヤモヤとしてしまった。共働きであるにもかかわらずトピ主は「朝5時に起き洗濯等の家事育児を協力していますが」と、家事育児について“協力”と書いており、妻が家事育児を担うものだという価値観もうっすら感じさせる。そりゃ通勤に片道2時間かかるなら家のことはあまりやれないだろうが……。コメント群も、「妻が夫に無理を強いるべきではない」と男尊女卑な価値観に溢れているし。結婚後、当然のように自分の家族と同居させる夫は珍しくないし、そうした夫の対応に批判が集まることは滅多にないが、妻が同じようにすると批判されるのは納得いかない。同じようなコメントもあった。
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