滝沢カレンが「2017年にブレイクした女性タレント第1位」を獲得できた理由

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滝沢カレンInstagramより

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 メディアの調査・分析を行うニホンモニター株式会社が、2017年1月~11月のテレビ番組出演者データを基にした『2017タレント番組出演本数ランキング』を発表した。その結果は1位国分太一(43)671番組、2位設楽統(44)644番組、3位近藤春菜(34)498番組、4位羽鳥慎一(46)471番組、5位坂上忍(50)457番組、6位上田晋也(47)438番組、7位澤部佑(31)429番組、8位大久保佳代子(46)423番組、9位春日俊彰(38)412番組、10位小峠英二(41)411番組となっている。

 当然のことだが、帯番組のレギュラーMCが上位を独占する結果となった。中でも今回で4連覇となった国分にいたっては、『ビビット』(TBS系)のみならず、5分間番組『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系)にもレギュラー出演中。月曜日~金曜日に2本も帯番組を担当しているため、このランキングでは圧倒的に有利である。

 単純な出演本数では人気度は推し量れない。しかし同時に発表された「ブレイクタレント部門」に注目すると、ブレイク度が一目瞭然だ。同部門は、前年と比較して何本出演番組が増加したかを競うもので、結果は下記の通り。

 カミナリ+230番組(2017年:235番組) ANZEN漫才+205番組(2017年:236番組) 立川志らく+179番組(2017年:246番組) 銀シャリ+177番組(2017年:186番組) 千鳥+175番組(2017年:337番組) ブルゾンちえみ+174番組(2017年:175番組) 川島海荷+164番組(2017年:248番組) 尼神インター+153番組(2017年: 176番組) サンシャイン池崎+151番組(2017年:214番組) 滝沢カレン+126番組(2017年:234番組)。

 芸人の名前が並ぶ中で、ひと際目だっているのが滝沢カレン(25)である。『ZIP!』(日本テレビ系)の総合司会になったことで大幅上昇した川島海荷(23)を除けば、芸人以外でランクインしているは滝沢のみで、滝沢がいかに女性タレントとして重宝されていたかがわかる。

 その理由は、今年4月放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)にて明かされていた。「第五回 芸人ドラフト会議」と題し、ヒロミ、オードリーの若林正恭、チュートリアルの徳井義実、メイプル超合金のカズレーザーが各自冠番組を持った時の理想のキャスティング8名についてプレゼンを行った。

 すると、徳井は4人目、ヒロミとカズレーザーは5人目に滝沢を指名。滝沢を選んだ理由を、徳井は「綺麗どころでビジュアル的に華も出るし、しかも大爆笑がとれる。一度で二度おいしい、三度おいしいみたいな人やし、内容で笑わせてるわけでも何でもない。とりあえず喋っときゃ面白い、奇跡のエネルギーみたいな」と語り、カズレーザーは「やっぱ他で代えがきかない人なんで。何もないところで横転事故みたいなのを起こすじゃないですか。あれってできないから」と滝沢にしか担えないポジションだと力説していた。

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