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あびる優や木下優樹菜の本音は許されない。『理想の母親像からの逸脱』から起こる、ママタレ炎上騒動

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あびる優や木下優樹菜の赤裸々ぶりもNG扱い

  さて、おそらく今年の炎上ママタレ第一位は木下優樹菜(30)だが、彼女に関しては今年に限らず以前から、インスタでUPした手作り料理写真に「緑が少ない」とコメントしたユーザーのページに反論を書き込むなど好戦的なスタイルで知られているうえ、日頃から育児の様子や夫・藤本敏史とのエピソードなど喧嘩も含めて赤裸々に公開しているため、批判と共感が同時に押し寄せる格好になっている。

  そんな木下優樹菜が生後二週間の次女を外出させたとインスタに投稿した際は「そんな小さい赤ちゃんを外に出すのはダメ」など、母としての振る舞いについて批判されたが、これにも反論していた。常に戦闘態勢なのが彼女の特徴だ。今年の彼女の炎上といえばなんといっても安室奈美恵引退に関して泣き動画をアップして「便乗するな」と大ブーイングを受けたことだが、それはそれとしてママタレとしての大きな騒動を振り返りたい。2月に後者の家事スキルに関する騒動が勃発していた。当時木下はインスタに溜まった洗濯物とその上に寝転ぶ次女の写真をアップ。これについて「こんなに溜めるなんてありえない」「臭そう」「汚すぎて引く」「これを人目に晒せる神経が凄い」「忙しいのはわかるけど写真撮ってる暇あるならたたんだ方がいい」「これのどこが良いママ?」などといった批判が集まった。だが木下が写真に添えていた文章には、この洗濯物は洗濯済みのものであり、畳んでも娘がダイブしてくるので困るのだということが書いてあった。にもかかわらずこの批判だ。読めないのか。よその家の洗濯物ぐらい放っておいてやってくれよ。

 今年10月に、夫で格闘家の才賀紀左衛門(28)の不倫を「FRIDAY」(講談社)に報じられたあびる優(31)。2015年に女児を出産し一児の母となったが、この不倫騒動が公になる直前の917日、あびるは「家事育児休暇」をインスタで宣言し、友人と奄美大島を旅行していたが、このあたりのインスタの荒れ具合がすごかった。「こんな母やだ。私が娘だったら!寂しすぎるから!!!」「全然羨ましくないと思うけど、、育児で疲れて休暇を取る事には別にいいと思うけど、遊んでる所をわざわざSNSにのせるのはやっぱり違和感を感じちゃう。優ちゃん楽しいからSNSしてるんだろうけど、同じ母親として痛々しい」「そろそろ三人家族の動画みたいです。1人でのびのびのは自分の中でリフレッシュにしてください。お子さんかわいそうですよ」などなどだ。こちらも像から離れ、母が休暇を取ったことに対する批判である。たまには休んでもいいじゃないか。実際、不倫を疑いながら家事育児に明け暮れる日々を送っていたのだから、この時期のあびるは心身ともに疲れ果てていたことだろう。にもかかわらず、こんな批判を浴びせるユーザーたちの想像力の無さには辟易するばかりである。

  着火力が弱まった辻希美(30)は、師走に駆け込み炎上したが、これは愛犬の出産に関して、自宅出産にこだわり、出産適齢期よりもかなり早い時期に産ませたことに対しての「動物虐待だ」という批判なので育児関連ではない。ママタレとしてのプチ炎上は4月にあった。発端は430日のブログ。この日の記事には、長男が卒園し次男が通っている保育園の保護者家族らとの大規模BBQの様子が綴られていた。「卒園後すぐに集まりみんなでBBQしてくれた papa.mamaさんが朝の4時半から場所取りをしてくれて…!! 昨日もお休みを削り買い出しに行ってくれたみたいで(ビックリマーク連打)本当に感謝してもしきれないくらい色々やってくれました(ハート満載)」と喜びいっぱいに記していた辻だが、この朝の4時半からの場所取りをしてくれたママさんの存在が問題となる。「私的な家族のイベントの準備全部人をアテにして普通縁切られて疎遠にされるレベル」「自分とこは重役出勤でお楽しみかええ身分やな」「ママ友はなんにもしない辻をバカにして盛り上がってるんだろう」などと批判が相次いだ。これは彼女ならではの子育てというシーンにおける非常識な振る舞いというジャンルの炎上だ。だが実は辻ちゃんはこれまで幾度となくママ友たちとBBQを楽しんでおり、自宅でBBQを開催する、つまり、もてなしていたこともわかった。この記事だけで短絡的に、辻ちゃんを非常識ママ呼ばわりすることは出来ない。

  直近ではシンママとして奮闘する福田明日香(33)が娘に作る料理が「塩分取りすぎ」と批判にさらされた。こちらは家事スキルを問題視するパターンだ。ザーサイとかんぴょうが好きな娘を相手に、ちゃんと食べてくれる料理を作らねばならない福田の苦労も察してやってほしい。

 今年も色々とママタレの炎上騒動を目にしてきたが、来年以降も、ママタレへの批判はなくなることがないだろう。結婚したら仕事を辞め、家庭に入り、家事育児を一手に引き受け、もちろん夜遊びなどはしない女性。そして家事育児は完璧にこなす女性、それが世間の求める像なのだから。いい加減、更新したらどうなのだろう。多様性という概念はここにはない。

(ママタレウォッチャ〜京子)

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