Twitterにも自撮りの写真をアップしているのだが、写真加工アプリを使って装飾している写真はweiboにのみアップしている傾向がある。昨年のクリスマスでは、サンタ風の格好をした自撮り写真をweiboにだけにアップしている。
ほかにも、女児の写真や夫妻のツーショット写真はTwitterには投稿せず、weiboにだけ投稿している様子が確認できる。なぜ、福原選手はTwitterとweiboで投稿のテンションを変えていたり、アップする写真をTwitterとweiboで分けているのだろうか。
日本と中国の文化の違いもあるのかもしれないが、福原選手は2016年4月の結婚以降、日本の一部ネット上でバッシングが起こったことが大きいと見られる。結婚当初、日本と台湾の両方で結婚会見を行い、台湾と東京ディズニーランドで披露宴を開いたことで、「ゴリ押しがウザイ」「幸せアピールはもうお腹いっぱい」という意地悪なコメントが日本側のネットで目立つように。また、weiboでは幸せそうな結婚生活の投稿が続いていたため、Twitterアカウント開設時には「これ以上幸せアピするの?」という声まで上がっていた。
日本では、めでたくてもなぜか「謙虚」でいることが美徳とされているからか、幸せそうなプライベートを公開していた福原は一部から反感を買ってしまったようだ。そのことを福原も察したのか、Twitterとweiboで“住み分け”をして、投稿のテンションを変えているのかもしれない。状況を察してすぐさま対応する手腕はスゴい。「泣き虫愛ちゃん」と言われていたが、それはもう過去のことで、彼女自身は想像している以上にたくましい女性なのかもしれない。
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