元SKE48・松井玲奈さん(26)が、1月9日のブログで金髪から落ち着いた髪色に戻したことを報告した。ブログでは「やっぱり金髪はお好きでない人もいるみたい」と、金髪に対する世間のイメージについて持論を述べている。
アイドル時代は肩あたりの黒髪ストレートが定番で“ザ・清楚系な髪型”だった松井さん。だが、アイドルを卒業し女優として活動するようになってからは、毛先を遊ばせたりするなど、積極的にオシャレな髪型に挑戦している。松井さんは2016年末にも金髪のショートボブにしているが、これは映画『笑う招き猫』での役作りのためだった。
今回は年末から数日間だけ金髪(というかミルクティー色)にしており、「お仕事に支障がないので(事務所に)OKを貰っての気分転換」だったという。ブログでは、「正当化かもしれないけど、自分の可能性とか、こういうことが合ってるのか、合わないのか、好きか苦手か、そういうのを見極めるのも大切だと思う」とも綴っている。松井さんにとっては気分転換だったが、「社会不適合だ、仕事のことを考えてない、本気じゃないんだ」と金髪に否定的な意見を言われたそうだ。
松井さんは「髪色でそんなこと言われてしまうのもなんだかなぁ」と疑問を投げかけた上で、「仕事をする上で見た目は大事かもしれない。けれど髪の毛ピンクの人も、金の人も、ブルーだって何色だって、大事なのは中身で、その人の人間性を好きになれる人になりたい」「自分の仕事に支障がない範囲で、新しい自分、好きな自分を探したい」という思いを訴えた。
松井玲奈さんの金髪、何がいけないんでしょうか?
明るい髪、ましてや金髪に対する世間のイメージは「あまり良くない」ということは、あらゆる髪色に染めまくってきた筆者も感じている。ましてや“大人の金髪”となると、「何の仕事をしているんだ」「不真面目そう」という偏見を抱かれることも多い。松井さんが言っていたような「社会不適合者」的な扱いを受けるのだ。私の場合は、「そう思われても仕方がないよね~」と受け流した上で髪の色を抜いていたが、松井さんのように「髪色でそんなこと言われてしまうのもなんだかなぁ」とも感じている。
もちろん、「仕事をする上で見た目は大事」だ。今は髪色が仕事に影響しない業種・会社に属しているため、ピンク、ブルー、シルバー、パープルなどかなり自由に髪色を変えているが、TPOを遵守する業種に属している場合は我慢しなくてはならないだろう。だが、松井さんは芸能人で、しかも仕事に影響のない範囲で事務所から許可を得た上で色を抜いている。よって、「仕事のことを考えてない」わけではないし、むしろ真面目だ。
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