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孫差別、実娘と嫁を比較する義母。同じ孫でも「かわいがりたくない」理由

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Photo by Pieter dB from Flickr

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 この時期、小町では、年末年始を実家・義実家で過ごしたための家族トラブル投稿がちらほらと増え始める。様々な相談が寄せられているが今回は鉄板の“嫁姑モノ”を紹介したい。

愚痴です、もう義実家へは行きません 

 トピ主(女性・年齢不明)には夫との間に21カ月の娘がいる。だがその娘は最近、後追いが酷く、トピ主が少し離れるだけで大泣きしどこへでもついてくるのだという。そのうえ、イヤイヤ期特有の癇癪を起こしてよく泣く。

 先日、そんな娘をみた義母がトピ主にこう言った。

「子供との信頼関係が築けてないからじゃないかな。うちの娘と孫はお互いに信頼関係ができているから、一時預かりに預けた時も全く泣かなかったみたいよ。ママが必ず迎えに来てくれるという安心感が娘の子にはあるんだと思う。癇癪おこして泣くのは、あなたのイライラが伝わってるんじゃないかな」

 これを聞いたトピ主は腹を立て、こう綴る。

「私は、主人は休みが不定期でほぼ家におらず、実家も遠方で、義母は義姉の育児サポート(日々の食事や洗濯、孫の検診や病院の際も仕事を休んで付き添い)に徹している為頼れず、この2年間ずっと一人で娘と向き合ってきました。愛情深く育ててきました。私達親子の事を何も知らない上、産まれた時から娘のことをあまり可愛がってくれていない義母に信頼関係どうのこうの言われ、もう、毒嫁と思われようと、義母宅には行かないと決めました」

 義母大好きな夫にこの話をしても嫌な顔をされるだろう、なので小町に投稿した、という愚痴トピである。

 うんうん分かるよ……子育ての経験値が高いがゆえに、わかったような口ぶりで嫁を批判してくる姑いるよね……。リアルに義実家問題に悩んでいる筆者にとっては共感しまくりである。最近は義実家に行かないことでなんとか心の平穏を保っているので、トピ主も行かなきゃいいのでは。ただ、夫が義母大好きとなると正直、「私だけ行きません」とは言いにくいか。

 コメントでは同じように姑に悩む嫁たちからの声が多く集まった。

「私も同じような感じなので、たまに義母に 義理妹の子供はお義母さんの子供みたいですね! とか、お孫さんのお世話で大変ですけど無理しないで下さいね!とか 天然なふうにいいますよ」

「無神経な姑はどこにでもいます。そりゃ娘の子供のほうが可愛いでしょうし、姑には余り余計な事を言わないほうが良いし、関わらないのが一番。私達親子の事を何も知らない上、との事ですが、よーく知ってますって。知っていて尚、あえてそういう事を言う訳ですよ。
それは何故って、娘&孫のほうが可愛いからですよ。そりゃそうだ当たり前。私はそれがはっきりしたのでキッパリ割り切り、夫にもはっきり言いました。おふくろは悪気はないんだ、と言いますけど定型文か?
姑の言うことも一理ありますが、娘親子の話は余計でしたね。
私事ですが、この年末年始も色々ありました。腸は煮えくり返り、ママ友にラインで愚痴りまくり。
私は実家が無いので逃げ場もなく、義理姉一家も一緒の地獄のアウェイ正月(一週間!)も10回を超えました。修行としか思えなーい!」

「私は姑に赤の他人と言われて早20年。『姪っ子の子供が懐いてくれてるのに、あなたの子供は懐いてくれないのよね~』と姑に言われたけど、可愛がりもしない人にうちの子は懐かないのよオホホ。これでも、近所の年配者のアイドルで、巡回のおまわりさんにすら『愛想良すぎて攫われたら大変だ~』と言われた子供たちなんですけど。
そりゃ何かあるたび兄の家(伯母は故人)に入り浸りの姑だし、姪っ子さんが近くに住んでて実家帰るたびに姑がいるんだもん、懐くよね~。良いのいいの、行かなくて。
たった2年の母子関係をそこまで言う前に、たった数年の嫁姑関係を考えろって思うよ」

「トピ主さんにエラソーに物申して、傷つけるのが目的のような気がするので、距離を置くのでいいと思います。
ただ永遠に接触しないわけにもいかないでしょうから、次の機会には『今日は何を言い出すのかな?』くらいの気持ちでいたらいいのかも。
息子の妻に嫌なことを言って優越感に浸る義母、おそらくコンプレックスの強い残念な方なのでしょう。
可哀想な人だけど同情するとバカを見るので、カラスが鳴いているなーとか、コンビニのいらっしゃいませ・ありがとうございました、とかくらいの気持ちで、ただ耳に入ってくる音だと思うのが心の平和を保つコツです」

「今は子供たちも高校生になりましたが、まあ義母からは心ない言葉を散々言われました。
義母の勝手な解釈でうちの子供たちをオトシメル言葉、今でも忘れられません。
幸い今は年に一度しか会いません。
それでも、今幼稚園児の義姉の子供たちの成長や優れているところを誉めるために、私の子供たちが言葉が遅かったの、やれ歩くのが遅かったのと記憶の脳内変換を使って(事実ではない)きます。
年が10歳以上もちがう義姉の子供とさえ比べるんだもの、トピ主さんは辛いことと思います。
一番いいのは、義母に何か言われたら『へぇへぇ』と聞き流すことです。また何か言ってるわー、って流せるようになればこっちのものですよ」

 ヒィ~。こんなに義母から色々言われてきた嫁がたくさんいることにやはり改めて驚く。自分は決してそんな姑にならない! と息巻いている筆者だが、ここまで嫁いびりする姑が多いことに、なんだか不思議なものを感じてしまう。なんだかんだ自分も老後、嫁いびりするようになったらどうしようと不安でならない。

 また一方で、そのぐらい耐えろという意見も多い。

「でもね、そうやって、『~言われたー』って、次々と人を切っていったら、ますます孤独な育児になっていっちゃうよ
実家も遠いし、ご主人もあまり家にいないんでしょ?
もしトビ主さんが病気や事故にあったらどうするの?
お子さんのためのセーフティネットと言う意味でも、義母に慣れておくことって大事じゃない?」

「それで義理実家とは疎遠にしますって?
疎遠にするって相当のことですよ。
義母は言い過ぎかもしれないけど、それを怒るのは仕方ないだろうけど、今後つきあわないはやりすぎ」

「一人で子育てするのは当たり前。
夫は多忙で、貴女は専業主婦でしょう。
実の娘が可愛いのも当たり前。
きっと、義母にとって、実娘の子に会う頻度の方が多く、やっぱり可愛いのですよ。一般的にもそう言うでしょう。
そういう、当たり前のことを、当たり前だと思えば少しは気持ちが収まるのではないですか?」

「お子さんの祖母からの愛情まで取り上げるつもりですか?
主さんが愛情深い母親なら、そんな事で義実家との縁を切るとか言いません。
大事な夫の母親を侮辱するような事はしません」

「ただ、夫と子供だけは実家へ行かせてあげて下さいね。それの方が義母も喜ぶと思います」

 さらには、もはや離婚もありうるのではという珍指摘も。

「夫の母親との付き合い方という結婚生活の重要事なのに、夫と相談できない、相談しようとも思わない程度の信頼関係しかない夫婦では先は長くありません。
あなたは自覚がないかもしれませんが、お子さんに対する夫の無関心ぶりを結局のところ容認したのは他ならぬあなた。その程度の夫婦関係しか築けていなかった責任の半分はあなたにあります」

 いやいや、忙しいを理由に育児にコミットしない夫にも問題あるんじゃないですかね?と、そんな中トピ主レスが投稿された。義母がトピ主のお子さんを可愛がってくれない理由はよく泣く子だったからなのだという。

「結婚当初から義実家との仲は良く、子供が産まれてからも私と娘だけで義実家へお邪魔したことも何度かありました。
しかし、いつまで経っても抱っこすらしてくれず、義理姉の子供ばかり抱っこしオムツを変え、お風呂に入れたりしていました。
義理姉の子は、『ほんっまにかわいいな。今の顔見た? めっちゃかわいいわぁ』など褒められ、抱っこしたまま離しません。我が子がかわいい表情をしても『かわいらしーな』と言うだけです。ラインで義理姉の子のムービーなども送られてきます。
このような差別の理由は、私の娘は産まれた時からよく泣いていたからだと義理姉から聞いて分かりました。泣く子は無理やねん、との事です。あからさまな態度の差に当時は落ち込んだりもしました、思い出すと腹が立ちますが、もう義実家には行かないと決めたので、忘れるよう努めようと思います」

 泣く子は無理やねん、で抱っこしない義母のところにトピ主の子を連れて行く意味があまり見出せない。コメントにお子さんの祖母からの愛情まで取り上げるつもりかという指摘があったが、そもそも祖母は「泣く子無理」であまり愛情を注がないようなのだから二人を会わせることは無意味なのではないかと思うのである。

 さらにトピ主レスがもう一つ追加された。こうした声を受けて、義実家へ行かないのは自分だけにするというのである。

「腹が立ってもう行きません! と決めましたが、『あなたのせいで子供と義母の繋がりを断つのはどうなの?』というご意見を読み、これからは主人と子供だけで行かせようと思います。冷静にならせて頂きありがとうございました」

 トピ主が行かなくなった実家に、夫は子供と二人で行くことになる。そうすれば、夫もいつか気付くだろう。よく泣く子である自分の子と、姉の子に対する、母の態度が違うことに……

ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

twitter:@watcherkyoko

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