広瀬すず(19)広瀬アリス(23)の実の兄が酒気帯び運転で逮捕されたことが大きく報じられ話題になった。報道によると、広瀬すず・広瀬アリスの兄(24)は、1月15日にスマートフォンを操作しながら車を走らせていたところ、前方の車に追突。警察が呼気を調べた結果、基準値を超えるアルコールが測定され酒気帯び運転で現行犯逮捕された。
これを受けてネット上ではユーザーたちによって本人のTwitterアカウントやFacebookページが特定され、拡散されている。また各メディアでは彼のことを“無職”と報じており、「妹に養ってもらってたの?」「24歳無職で酒気帯び運転って…」といった中傷の声も大きい。芸名で活動している広瀬すず・広瀬アリス姉妹の本名や、過去のプライベート写真も同時に拡散中である。
兄の逮捕報道は、それ以外にも妹たちに影響を与えはじめている。広瀬すずに限っては、以前“職業批判”と捉えられ炎上した「どうして照明さんになろうと思ったんだろう」発言が掘り返されて彼女自身がバッシング対象として再び炎上。
しかしタレント本人ではなく、あくまで家族の起こした事故。わざわざ関連付けて報道する理由があるのだろうか。広瀬すずは現在車のCMに出演しているため一部では降板を危惧する声も聞かれたが、「スズキ」は「本人ではないので対応はしません」と続投を公言している。
身内の事件や事故を理由にバッシングに遭う芸能人はこれまでも多かった。これが未成年の子供と親という関係性ならばいざ知らず、大半はそうではない。たとえばローラ(27)の父親が詐欺の容疑で国際指名手配された末に逮捕となった事件で、ローラを非難する声がネット上に大挙した。ダルビッシュ有(31)の弟が野球賭博で、高橋みなみ(26)の母親が淫行で、後藤真希(32)の弟が強盗傷害事件を起こし逮捕された際も似たような経緯があった。後藤に限っては「ハロー! プロジェクト」脱退の原因にもなっている。
後藤のケースはともに芸能活動をしていたため影響も大きかった。しかし家族が一般人である時、その事件を報道するにしても「誰々の兄」「誰それの父親」等とわざわざ報道する必要はないはずである。いたずらに読者の好奇心を煽るだけだ。