木村拓哉(45)主演ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)が、今夜、1月18日夜9時より始まる。ここ一週間、木村は番宣のために同局のバラエティに出ずっぱりだったが、行く先々で大反響を起こしており、いまだにキムタク効果が衰えていないことを証明している。
1月15日放送の『帰れま10』に出演した際には、回転寿司チェーン店の「くら寿司」で、全144品から人気メニュー上位10個を当てるまで帰宅できないという企画に挑戦。8時間15分という長時間に及んだ収録の中で、木村は「お腹の具合は18割」と満腹にも関わらず率先して29貫をたいらげ、平均視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)という好記録を打ち出した。
さらに放送中は「くら寿司」のWEBサイトがアクセス集中でパンクする事態に。ネット上では「キムタク砲の威力ハンパない」「キムタク効果すごすぎでしょ」と木村の影響力に驚く声が続出した。一方で、木村が肘をついて食べたり、“迎え舌”をしていたなどと、食事マナーの悪さを指摘する声もあふれ、良くも悪くも注目されていることは間違いない。いまだスーパースターである証とも言える。
11日放送の『夜の巷を徘徊する』では、マツコ・デラックス(45)に妻・工藤静香の話を振られた場面も話題になった。昨年4月にも同番組にゲスト出演している木村拓哉だが、その放送では2人して「凶」のおみくじをひいたため、今回はリベンジ。2人揃って「吉」を引き当てた。そこで木村が「なんで違うの引かないの?」と驚くと、マツコは「やっぱり、(運命の相手は)静香じゃなくて私だったんじゃないの?」とジャニーズでタブーとされている妻の話題を振った。木村は「また始まったな、お前のブッ込み病が」と苦笑いを浮かべて対応したが、視聴者は大いに湧いたようだ。なお前回の木村出演時、マツコは工藤のヒット曲「嵐の素顔」の振り付けを披露し、木村から「バカか! やめろその手!」とツッコまれてもいた。
他にも木村は、16日放送の『林修の今でしょ! 講座』(テレビ朝日系)に出演するなど、とにかく番宣に余念がなく、絶対に『BG~身辺警護人~』を成功させたいという意気込みを感じる。
木村の主演ドラマというと、17年は1月期に放送された『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)が全話平均視聴率14.5%のヒット。しかし、『陸王』『半沢直樹』といった高視聴率作品を連発する“日曜劇場”で、脇に浅野忠信(44)、竹内結子(37)、及川光博(48)、松山ケンイチ(32)などそうそうたるメンバーを並べた割には伸び悩んだ印象を与えた。また、15年には今回と同じくテレビ朝日で『アイムホーム』の主演を務めており、全話平均14.8%、最終回では19.0%まで伸ばしたが、20%の大台に届くことはなかった。
1 2