香川照之の凄み〜東大卒、俳優、歌舞伎役者、カマキリ先生以外も全力投球

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香川照之の現役東大生への喝に称賛! 俳優、歌舞伎役者、カマキリ先生も全力で挑むストイックな人生の画像1

「NHKオンライン」オフィシャルサイトより

 常識人から悪役まで幅広い役柄を演じ切る個性派俳優・香川照之(52)。最近では芝居だけでなくバラエティ番組などでも活躍しているが、その裏には並外れた努力があるようだ。

 1月12日放送の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)に同局ドラマ『99.9-刑事専門弁護士- SEASON2』の番宣として松本潤(34)とともに出演した香川。香川の母校・東京大学の近くにある「万定フルーツパーラー」にてトークを展開していると、MCの安住紳一郎アナウンサーが東大医学部在籍中に司法試験に一発合格したという河野玄斗さんを2人に紹介し始めた。

 何でも河野さんは「タレントとして活躍することで本業の宣伝につながるのではないか」と捉え、現実的な目標は「バラエティやクイズ番組で活躍しながら医療訴訟を扱う弁護士をすること」とのこと。すると香川は、「バラエティとかクイズ番組が片手間で出来ると思ったら大間違いだぞ!」「なめんじゃねえぞ!」と熱い檄を飛ばして笑いを誘っていた。なお、香川が同じ年頃の時に“打ち込んだ”ものを聞かれると「タンピン 三色 ドラドラ」と答えている。

 今回もキレのあるトークで番組を盛り上げていた香川だが、“バラエティーは片手間じゃ出来ない”発言はただ冗談ではないだろう。実際に、香川の仕事に対する姿勢は、役者業以外の場でもかなりストイックだ。

 まず東大卒業という高学歴を持ちながらも役者の道に進んでからは、今流行りの“インテリ芸人”のような学歴アピールはせず、演技力ひとつで大成。『坂の上の雲』(NHK)や『半沢直樹』(TBS系)など、人気ドラマに多数出演してきた。

 さまざまな役を演じる香川は、演技だけでなく役作りも全力で行うそう。『半沢直樹』出演時のインタビューでは、「常務室の椅子がくるくる動くタイプのもので、せっかくだから使ってみようかと」「背中を向けたり、正面を向けたりすることで心情を表せるかな、と思ったのですが、僕の自己満足です」と独特な役作りを明かしている。

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