小室哲哉が引退記者会見で伝えたかったこととは?

文=wezzy編集部
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小室が記者会見で本当に言いたかったことは?

 記者会見で浮かび上がってくるのは、自身が犯した罪を償いチャンスを与えてくれた業界に対して仕事で答えようとする思い、病を患い、また年をとる中で感じる身体的な、そして自身の才能の限界に葛藤する小室の姿だ。

 『週刊文春』による不倫報道を小室は、「怪しい」と思われるのは当然と述べ、またこうした報道が出たこと、あるいは看護師と信頼関係を持ったことを「償う罪」だと言っていた。有罪判決が下っている、過去の詐欺事件と同等の感覚なのだろうか。

 不倫疑惑報道が、小室が夢見ていた「引退セレモニーによる勇退」を断念しなければいけないような「罪」かどうかはわからない。もし本当に介護に疲れ、また仕事に葛藤していたのだとすればの話だが、妻とは違う女性とコミュニケーションをとり信頼関係を築いたことを唯一咎めることができるのは、妻であるKEIKOだけではないか。なにより、個人的な問題であるはずの「不倫」がなぜここまで世間一般から断罪されなければならないのか疑問だ。

 記者会見に参加した記者たちの多くが、看護師との関係、KEIKOの様子、そして今後の小室の音楽活動について質問していた。小室は記者会見の最後に、こう述べる。

小室「最後に一言だけ。僕たった一人の人間の言動で社会が動くとは思っておりませんが、なんとなくですが、高齢化社会に向けてだったりとか、介護みたいなことの大変さだったりとか、この時代のストレスだったりとか、少しずつですけどこの10年で触れて来たのかなと思っているので、こういったことを発信することで、日本もそういったことをみなさんも含めて、何かいい方向に、少しでも幸せになる方向に動いていってくれたらいいなと心から思っています。微力ですが、少し、なにか響けばいいなと思っています。ありがとうございます」

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