1月21日、里田まい(33)が「LEE」(集英社)創刊35周年記念イベントに出席し、メジャーリーグで活躍する夫・田中将大投手(29)との夫婦関係を語った。
イベント出演自体、約4年ぶりになるという里田まい。2016年2月に出産した息子を優先する生活を送っていると話したが、「なるべく2人の時間をとる」と、夫婦だけの時間も大切にしているそう。両親がニューヨークを訪れた際は息子の面倒を見てもらい、田中と2人きりでおしゃれなレストランでディナーをゆっくり食べたり、釣りが好きな田中にあわせてバス釣りを一緒にしたりするのだと話した。
2012年に結婚して間もなく丸6年になるが、夫と円満な関係で居続ける秘訣として「ポジティブを引き出そうと心がけています」「めちゃくちゃ褒める。褒めることしかない。なんでも褒めます。料理を作ってくれたら後片付けができなくても『今日のチャーハン美味しい! お店かと思った!』とか」と、べた褒めしていることを明かした。家庭内の炊事や掃除などは里田がしているが、たまに夫へ「洗い物か寝かしつけか、どっちがいい?」と投げかけると、選択肢を与えられた田中はなんだかんだ言いながらどちらかの家事をしてくれるそうだ。
1月2日に『しゃべくり007 SP』(日本テレビ系)に出演した田中将大は、里田と夫婦喧嘩はほとんどせず、交際中も別れの危機などはなかったと話している。昨年の1月に里田が、ライブを鑑賞して帰宅すると田中が料理を作って待っていてくれたことを明かして「#なんだこれ #幸せか #一応私はアスリートの嫁 #贅沢すぎる」とSNSで喜びを報告したこともある。些細な喧嘩などはあるかもしれないが、ともにかけがえのない相手としてお互いを大事にし合っていることがうかがえる。
また、献身的に田中を支える存在のように見られがちな里田だが、まず自分自身の心身が健康でないと「献身」などできないため、自分を大事にするよう心がけているという。夫をサポートするために、自分もよく寝てよく食べて、元気でいられるようにしていると語った。2014年に田中が右肘のじん帯を部分断裂した際には、「私は一喜一憂せず、いつも通りいるだけです。人生は、長期戦。良いも悪いも、まずは受け入れる!! 相変わらず笑顔で生活してますよ」とコメントを発表して生活を支えた。
田中の年俸は推定20億円以上で、リッチな夫婦は嫉妬と羨望から小さな失言でも一般人のバッシング攻撃にあう時代にもかかわらず、里田の好感度は非常に高い。「里田まい」で検索すると関連キーワードに「里田まい いい人」「里田まい すごい」「里田まい 性格良い」「里田まい に なりたい」などの言葉が並ぶ。メジャーリーガーの妻たちは基本的に球場で夫の出場する試合を観戦するが、「奥様会(ワイブスグループ)」なるネットワーク内で様々な確執もあると噂される(人間関係があれば当然確執もあるだろう)。天真爛漫な性格をイメージされている里田まいとてストレスやプレッシャーはあるだろう。しかしSNSではネガティブな側面を見せない点も、彼女の好感度を上昇させるのに一役買っているだろう。日本では特に、弱音を吐かないことが美徳として評価される傾向にある。ともあれ里田がまず自分自身を大切にし、大事な人たちにも優しくするサイクルがあるからこそ、好循環の中にいられるのかもしれない。
(ボンゾ)