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若槻千夏が完全復活した理由、「ママタレ」に埋もれない需要

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若槻千夏 インスタグラムより

若槻千夏 インスタグラムより

 1月23日に『みんなが選ぶ!! 電子コミック大賞2018』の授賞式が開催され、若槻千夏(33)が出席。取材陣に「芸能界でのライバル」を尋ねられ、自分と同じく“ワイプ芸”をいまだに続けているという理由で、菊地亜美(27)の名前をあげていた。若槻千夏いわく、「最近はワイプでギャーギャー言う時代ではない」。そのため“ワイプ芸”を頑張ってもオンエアで音声を拾ってもらえないことが多く、多くの芸能人の心が折れかけているそうだ。しかし若槻は音声を消されることにがっかりするのではなく、音声を残してくれるディレクターの優しさを信じてぶつぶつ喋り続けることにしているという。

 若槻の努力は密かに実を結んでいた。2016年6月放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、「10回クイズ 初回は絶対食らう説」の検証VTRを見ている時だった。外国人の男性に「ピザ」と10回言ってもらい、「ここは?」とヒジを指さしながら質問すると、「ヒザ」と間違えるかと思いきや、男性は「エルボー」と答え正解。この意表を突いた答えにスタジオが爆笑で包まれる中、若槻だけは「エルボーって何?」とワイプでつぶやき、音声が拾われた。するとネット上では「外国人もやばいけど、『エルボーって何?』で完全にやられた」「説も面白いけど、一番面白かったのは『エルボーって何?』」といった声が続出、視聴者の笑いを誘ったようだ。番組の編集スタッフは、若槻の言葉が面白いと思ってあえて音声を残したのだろう。

 授賞式で若槻千夏は“ママタレ”としての仕事がまるでないと悲しげに語ってもいた。2012年に結婚、二児を出産し今も夫婦円満にも関わらず、「最近なぜか、シングルマザー疑惑がすごい」「(共演者から)1人で子育て大変だよね、と労われることもある」と漏らしていた。実際、1月7日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、杉村太蔵(38)が若槻に向かって「再婚(の予定)は?」と聞く場面があった。若槻が離婚していないと言うと、杉村は「てっきりシングルマザーかと」とつぶやき、西川史子(46)も「シングルマザー感はものすごい」とコメント。

 2012年1月に結婚して同年6月に第一子を出産した若槻千夏は、17年4月に第二子出産、紛れもなく二児の母である。女優でも歌手でもなくバラエティを主戦場とするタレントながら「ママタレ」仕事がゼロなのは確かに異例だ。しかしそれは、「ママ」としてではなく、若槻千夏がタレントとして求められているということ。「ママならでは」のトークや「ママ目線」のコメントではなく、若槻千夏としての振る舞いに需要があるのである。

 若槻は2009年にアパレルブランド「W♥C(ダブルシー)」を設立し、デザイナー、クリエイティブアドバイザーとしてブランドを成長したのち2013年には手を引き、2015年から再びテレビを中心にタレント活動を再開している。長く姿を見せず「消えた人」状態で、テレビ復帰時は、藤田ニコル(19)など新世代が台頭していたにもかかわらず、今また以前と変わらぬ活動をし存在感を増していることはすごいと言うしかない。

(ボンゾ)

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