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益若つばさに「最新アップデート?」 美容整形“疑惑”の消費と循環

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益若つばさ インスタグラムより

益若つばさ インスタグラムより

 1月23日に放送された『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)に益若つばさ(32)が出演。ネット上で何度目かわからない整形疑惑がささやかれる事態になっている。もはや数え切れないほど「また整形した!」と彼女を糾弾する声は幾度となく流れてきた。

 これまでに仕事などで10回以上台湾に行った経験がある台湾通だという益若つばさは、同番組で「インスタ映えする台湾ツアー」を紹介。カラフルな小籠包が食べられるお店や「慈裕宮」という豪勢なお寺、台湾の若い女性に大人気のカフェなどに出向いた。

 しかしそんな異国の様々な景色や食べ物よりも、益若の顔面が気になった視聴者が一部いて、放送中からネット上で「益若つばさの顔がまた変わってる」「こんなお顔だったっけ? そもそも元の顔ってどんなだったっけ?」「最新版にアップデート」など、顔面の変化を指摘する中傷が続出。「益若って言われないとわからない」「お前誰やねん状態」とまでいう声もあったが、ロケ中には台湾の若い女性が益若に気づいていた。少なくとも、通りすがりの台湾女性でも益若だと認識できるようだ。

 そもそも、益若つばさは「すでに整形している」前提で見られがちだが、彼女自身がそれを公表したことはなく事実は定かではない。少なくとも目や鼻、唇は、メイクやダイエットで印象がだいぶ変わる。モデルとして流行の最先端をいくために、常にメイクの研究・模索はしているだろう。メイクを変えると、見た目の上では目の大きさだけでなく鼻の高さだって変わってしまう。これをいちいち「整形だ!」と騒いでいてはキリがない。

 また、仮に美容整形の施術を受けたとしても何がいけないのか、という話でもある。整形したなら必ず公表しなければ「嘘つき」に値するということだろうか。

 芸能人だけでなくアスリートに「整形疑惑」の目が向けられることも増えている。1月24日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に平昌五輪のスノーボードハーフパイプ日本代表の平野歩夢(19)が出演した際、一部ネット上では「目を二重にした!」と整形疑惑が盛り上がっていた。

 ソチ五輪で銀メダルを受賞した時の平野歩夢は涼し気な一重だったが、現在は二重のラインが入って奥二重になっている、というのである。15歳から19歳の成長期は顔つきも大きく変化する時期で、成長と共に二重になっても何もおかしくはないが。

 アスリートといえば、同じく平昌五輪に出場が決まっている高梨沙羅(21)に対しては、メイクが濃いだの、アイプチをやめろだの、競技に集中しろだのというお節介なアドバイスが常に寄せられている。これだけ多くの人の視線に晒される場に出るのに、身なりを気にするなと言うのが無理な話なのだが、競技以外の行動はすべて批判的な視線にさらされるのだから非常に気の毒だ。「身なりを気にするな」と言うなら、そもそもマスコミおよび一般読者・視聴者がアスリートをそういう目で見ないことだろう。

 大前提として、勝手に言い出した「疑惑」をさも「真実」であるかのように言い募ることはデマを撒き散らしているのと同じである。疑惑を浮上させて、騒いで消費し、また次の疑惑を……という循環が続いている。「美容整形」というプライベートの領域にいちいち首をつっこむことへの疑問は、そこには一切ないようだ。

(ボンゾ)

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