アジアン隅田美保の婚活、「理想の結婚相手」の判断基準があながち間違っていない

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吉本興業 公式サイトより

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 1月23日に放送された『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、アジアンの隅田美保(42)がテレビのバラエティ番組復帰を果たした。放送内では彼女の口から空白の3年間について語られた。MCの明石家さんま(62)が、「ブサイクキャラが嫌で(テレビ出演を)辞めて、婚活したよな? (婚活の成果は)どうやったんや?」と質問すると、隅田美保は「結果さっぱり“わや”やって」と、結婚につながりそうな相手には出会えなかったことを明かした。

 しかしそもそも隅田美保はどんな「結婚」をしたいのだろうか。現状ではまず「結婚したいと思える相手」がいないようだが、どのような人と結婚したいのかについては、ブログで明確に記したことがあった。

 彼女は2017年2月のブログで“医者の彼氏が出来た”という噂を否定しながら、「いい感じの人を紹介してもらう段階で、いろいろ考えたらちょっと違うなと思ったから、そもそも何も始まってもない話です」と記述。さらに「正直、ずっとイケメン重視で婚活してきたからなかなかいい人がいなかったので、、、これからはフィーリング重視で励んで行こうと思ってます」とも綴っており、婚活2年目にして方向転換を決心している。

 そして2017年5月のブログでは、“理想の結婚相手”を明示。

「料理や炊事洗濯、家事は女がやるのが当たり前みたいなのも嫌やし、男がやってもいいわけやし、家事が好きな人を探すし、これって贅沢言うてることになるん??」
「家事をちゃんとしないと彼氏ができへんとか言ってくる人いるけど、そんなことないと思う」
「とにかく、1番の条件は私の事を大事にしてくれる人(イケメン)。あと、サプライズとか好きな人がいい」

 やっぱりイケメンでなければならないのか……。芸人という仕事上、ギャグも混ぜて書いているのかもしれないが、婚活市場にイケメンかつサプライズ好きで家事折半を当たり前と認識する男性がどのくらいいるかは疑問だ。これらの条件に引っ掛かる男を探すのは、どんなに美人でも難しいことだろう。

 ただもっとも重要なのは、そうした事柄ではないのかもしれない。彼女のことを「大事にする」というのは、テレビ番組などで“ブサイクキャラ”としてイジられる隅田を、イジり芸人らと同じように扱わないことがまず第一なのではないだろうか。隅田はブログに次の文章を書いてもいる。

「意外と可愛いやん? とか、言うほどブスじゃないやん? とか褒めてるつもりなんかわからんけど、正直、全然嬉しくない。その時点で、なんでちょっと上から言うてんねん! って冷めてしまうのよね」

 彼女はあくまでも仕事で、彼女の容姿をけなす芸人も仕事でやっているが、そんな芸人と同じ「面白くなるイジり」を自分もやれると勘違いして、初対面の彼女に上から目線の評価を下すのは失礼極まりない。無礼だという自覚を持たない男性は、その時点で隅田基準からは外れる。隅田だからではなく、誰でもそうだろう。いきなり容姿に言及してくる相手を、「素敵だな」とは思えないはずだ。隅田の「結婚相手の判断基準」、実はあながち間違っていないのかもしれない。そして「相手をバカにしない」というもっとも基本的で大事なことを満たしていない、失礼な輩が多いだろうことが嘆かわしい。

 今年の1月11日に結婚を発表した有名女優・浅野ゆう子(57)のお相手は同世代の一般男性だが、彼女のことを全く知らなかったという。テレビ・雑誌・広告などの類を一切見ないか、目に入っても興味関心が向かなかったのか……と思いきや、モデルをやっていた彼は若いころ海外に行っていたこともあって、全盛期の浅野の日本芸能界でのバブリーな活躍を目にすることがなかったという。隅田美保も、彼女のことを全く知らず、女芸人という先入観を持たない相手と出会う機会があれば、一気に婚活は進むのではないだろうか。

(ボンゾ)

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