
岩田剛典Instagramより
4月から放送スタートの連続ドラマ『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系)で、三代目 J Soul Brothersの岩田剛典(28)が主演に抜擢された。民放の連続ドラマで主演を務めるのは今回が初となる彼に、俳優としてのさらなる活躍を期待して注目が集まっている。
同ドラマは一軒の小さなホテルを舞台にしたコメディで、岩田剛典が演じるのはホテルに訪れた破天荒な客という役どころ。岩田は公式サイトにて「連続ドラマの主演はひとつの目標でもあったので、自分の中では満を持して“挑戦”という気持ちが強いです」と意気込みを語っている。なお、ヒロイン役の若きホテル総支配人には戸田恵梨香(29)、演出は『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の猪股隆一と、錚々たるメンバーが顔を揃えた。
そんな注目のドラマで主演を務めることになった岩田剛典だが、心配なのはその演技力。ネット上では「ヒロインとの演技力に差がありすぎでは?」「戸田ちゃんが可哀想」「がんちゃんはお願いだからダンスだけに専念して……」といったネガティブな声も上がっている。
これまで岩田剛典が連続ドラマにレギュラー出演したのは、14年『ディア・シスター』(フジテレビ系)、16年『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)の2作と、15年に所属事務所・LDHのメンバーを中心に制作された『ワイルド・ヒーローズ』(日本テレビ系)と『HiGH&LOW』シリーズ(日本テレビ系)。映画では16年『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』にて主演を務め「第40回日本アカデミー賞」にて新人俳優賞を受賞するなど、三代目JSBの中でも俳優としての活動が目立っている。いずれもその存在を知らしめ、女性ファンを増やす好機となったが、視聴者間で「大根すぎる」と酷評されてきたことは否めない。
しかし、そんな俳優・岩田剛典を大絶賛する声が聞こえてきた。岩田はカンヌで高く評価されてきた河瀬直美監督の最新作『Vision』へ出演することが1月18日に発表されたのだが、同作に永瀬正敏(51)と主演するフランス女優であるジュリエット・ビノシュ(53)は、岩田の演技をべた褒めしたという。リップサービスかもしれないが、河瀬監督いわく、ジュリエット・ビノシュは岩田剛典に「彼は英語を獲得すべき、そうすれば世界が放っておかないから」と助言し、世界で通用するレベルだと評価していたそう。監督自身も「『これを機に、国内の人気者なだけでなく、世界の映画スターへの道を獲得してゆけばいいよ』と森の中で耳打ちした時、深く頷いた彼の眼差しの強さは本物でした」と語る。こうなると、同作での岩田の演技が気になって仕方がなくなってくる。
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