1月31日、日本外国特派員協会で映画『羊の木』の会見が行われ、主演を務める錦戸亮(33)の英語力に注目が集まった。同会見には海外メディアの記者も多数参加し、錦戸亮は流暢な英語で「エンターテインメントでありながら、社会的な側面もある映画だと思いました」などといったスピーチを披露した。このスピーチの模様はさまざまなニュース番組で取り上げられ、ファンは「イケメンすぎて卒倒しそう」「格好良すぎて全文書き起こした」「錦戸亮が英語を喋るこの世界が大好き」と大興奮。一部からは「亮くん! ハリウッド行こう!」との声も上がっている。
会見で錦戸亮は、記者からハリウッド進出に関する質問が飛ぶと「いつかハリウッドというのがあるんでしたら、もちろん挑戦させてもらいたい」と意欲を覗かせたが、「今日のスピーチの英語だけで死ぬほど緊張していた」と自身の語学レベルは謙遜。しかし錦戸は過去に放送された『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系)の「英会話伝言ゲーム」企画で、メンバーの中でも頭ひとつ抜けた英語力を見せていた。また、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ)にゲスト出演したジョニー・デップ(54)が、「関ジャニ∞の中でハリウッドで活躍できそうなのは誰?」との質問に選んだのは錦戸亮だった。ジャニーズタレントの中でも役者として評価が高く、持ち前の演技力と語学力を考慮すると、錦戸亮がハリウッドに進出する日は近いかもしれない。
錦戸亮の他にも、語学堪能なジャニーズタレントは少なくない。たとえば5年間イギリスに留学していたHey!Say!JUMP・岡本圭人(24)、ドイツ人の父と元宝塚女優の母のもとに生まれ、ジャニーズ入り直前までドイツの屋敷で生活していたSexy Zone・マリウス葉(17)は、ネイティブ同様の英語力をバラエティ番組でたびたび披露している。マリウスは、2月2日の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にて、全世界で大ブレイク中の女性歌手カミラ・カベロの通訳をする場面まであったほどだ。
『硫黄島からの手紙』でハリウッドデビューを果たした二宮和也(34)は、テレビ番組のドッキリ企画で、同作のPRとして架空の記者会見が行われた際に見事な受け答えを披露。通訳なしで外国人記者たちの質問に答えるという内容のドッキリだったのだが、二宮はすべて英語で完璧な返答をしてスタジオを沸かせた。
また山下智久(32)も英語の習得に積極的で、この数年で飛躍的に語学力を伸ばした。英会話番組『大人のKISS英語』(フジテレビ系)では、通訳なしでアンジェリーナ・ジョリー(42)にインタビューを行い、映画『マレフィセント』の魅力をしっかり聞き出している。また『YAMASHITA TOMOHISA ROUTE66 たった一人のアメリカ』(日本テレビ系)でアメリカを横断した際には、見知らぬ外国人男性と意気投合したりと、現地でも通用する語学力であることを証明した。その他、生田斗真(33)や櫻井翔(36)は、今回の錦戸同様に、自身の主演映画の記者会見にて流暢な英語でのスピーチを披露。
彼らの先輩・木村拓哉(45)は、リスニングは得意だが、スピーチやライティングは苦手らしい。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でフリップに「Michael Jackson」を「Michel Jakson」、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)では「love scene」を「love sean」と記載するなどスペルミスが目立つ。2009年の『NHK 紅白歌合戦』ではスーザン・ボイル(56)に英語で話を聞こうとするもまったく通じなかったため、通訳を立てられてしまったこともある。それでもめげず、妻・工藤静香と共に意欲的に語学習得を試みる姿勢は立派だろう。2008年にはフランス映画『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』に出演した木村、ラジオ『WHAT’S UP SMAP!』(TOKYO FM)で「日頃から英会話番組を見て少しずつ努力している」と語っていた。
(ボンゾ)