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桐谷美玲が「女優は嫌だと駄々をこねている」というネガキャン

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 仮に今後桐谷が女優としてのドラマや映画出演をひと休みして雑誌モデルの仕事に集中したとしても、そのせいでCM契約本数が激減する可能性が大きいとは思えない。というのも昨年12月にニホンモニターが20171月~11月のCM出稿状況を基にした「2017タレントCM起用社数ランキング」を発表したが、女性の1位はモデルでタレントのローラだ。彼女は女優ではなく、ここ数年はテレビバラエティ出演もほとんどない。それでもテレビをつけていれば彼女の出演CMを見ないことなどありえないレベルで出まくっており、東京都内の交通広告でも彼女の姿は非常に多く見られる。

 桐谷の場合もたとえ女優業を減らしたところで、すでにこれまで培ってきた抜群の知名度がある。さらにファッション誌で女性読者の支持を得られれば、いきなりCM契約が減りはしないだろう。それ以上に、ヘタにドラマや映画に主演して「爆死女優」などと失礼な汚名を着せられるほうがマイナスではないだろうか。ここ数年CMに引っ張りだこのマツコ・デラックスだって渡辺直美だって女優ではない。CM業界においてモデルよりも女優のほうが格上という考えはもう遠い過去のものだろう。

 桐谷美玲が「こういう方向性に進みたい」と周囲に話すことは、彼女が特別ワガママな芸能人だということを意味しない。30歳を目前にして今後の生き方を模索する女性はとても多いものである。2005年に高校1年生でデビューして以来、ずっと第一線で活躍してきた桐谷が、30歳を区切りに少し仕事の方向を修正したところで筆者はなんら不思議だとは思わないし、違和感も覚えない。彼女も人として当たり前の壁に直面し、悩み、新たな一歩を踏み出そうとしているということではないだろうか。

 ここのところ桐谷主演のドラマが低視聴率が話題になることや、最新作の『リベンジgirl』も初週から観客動員ランキングのトップ10圏外であったことなどから、今回このような「駄々をこねている」とのネガティブ報道が出たのかもしれない。だが<女優をいったんお休みしてモデルに集中>でも別にかまわないのではないだろうか。事務所は頭を抱えているというが、桐谷が「女優よりモデルをやりたい」「30歳までに結婚して引退したい」との意思が固いのなら、それは尊重されるべきだろう。高校一年生から事務所に所属し、稼ぎ頭として頑張ってきた桐谷だが、いまはもう28歳。自分の意志を持って行動して当たり前の立派な大人なのである。誰も彼女を縛りつけることはできないはずだ。

(エリザベス松本)

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