田中みな実「病みキャラ」転身の布石だった、バレンタイン手作り義理チョコへの凄まじい熱量

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株式会社TakeOFF・田中みな実プロフィール サイトより。

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 2月9日放送の『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(フジテレビ系)に、田中みな実(31)がゲスト出演し、バレンタインについてトークしたところ、彼女の義理チョコへの熱意が凄すぎるとネット上で話題になっている。MCの関ジャニ∞・村上信五(36)から「義理チョコとか渡します?」と聞かれた田中みな実は「局アナの頃はめちゃくちゃ頑張って渡していました」。全部で数百個ものお菓子を手作りで用意し、レギュラー番組の全スタッフ、共演者、さらにエキストラにまで渡していたのだという。

 番組では田中みな実の作った義理チョコの写真が紹介されたが、すべてに手書きで相手の名前やメッセージが入っており、かなり手間をかけて手作りしていることがわかる。当たり前だが義理チョコの制作費はTBSの経費では落ちないため、すべて自腹にもかかわらず、業務用オーブンをレンタルしてまで大量に作っていたという田中みな実に、スタジオでは驚きの声があがっていた。

 バレンタインに義理チョコを渡す習慣が根付いた職場では、もううんざりという女性も多いことだろう。しかし自ら大量の手作りチョコを用意して配りまくっていた田中みな実のただならぬ熱量に圧倒されたのか、ネット上で女性視聴者から「あざとさもここまでくれば感心もの。好かれる人は努力の量が違うね」「そりゃ男に好かれるわ」「こういう女になりたかったけど普通に無理だった」と素直に感心する声が続出。一方で「努力は凄いけどこういう愛想振りまく人って気にしいなんだよね。人から嫌われたりしたくない人。だから必死なんだよ」と鋭い指摘も。

 そのとおり、田中みな実の「愛想振りまきエピソード」はバレンタインだけではない。局アナ時代のぶりっ子キャラはアイドルタレント的な立ち位置のアナウンサーだったためかと思いきや、舞台裏でも「みんなのみな実」を演じ続けていたそうだ。芸人の友近(44)は、2014年9月放送の『爆報! THE フライデー』(TBS系)で、田中が「私の筋肉すごいでしょ?」と周りの男芸人に二の腕を触らせていることや、男の芸人に”膝カックン”をしていることなどを暴露し、「(田中の当時の彼氏)オリエンタルラジオ藤森慎吾(34)にヤキモチを焼かせようとしているのか?」と質問。田中が「(ヤキモチを焼かせようなんて)全然意識したことない」と答えると、友近は「(それなら)ただの“たらし”やって。決まり決まり! たらしです!」と呆れた態度を見せたのだった。

 しかし、TBSを退社してからの田中みな実は、もう「みんなのみな実」ではない。立て続けに「心の闇」をテレビで披露し、「病みキャラ」に転身したのである。2017年11月放送の『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?(もしズレ)』(フジテレビ系)では、待ち合わせに遅刻した友人に裏では苛立ちながらも「全然大丈夫」とにこやかに振る舞う姿を見せて話題に。大量の連絡先を登録したスマートフォンの電話帳を見て「みんないなくなっちゃえ」「全部消してしまおうと思う時がある」と話すシーンもあった。同年12月放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)では、「誰かに必要とされたい」とも訴えている。

 バレンタインにスタッフ全員への手作り義理チョコを用意することも、共演者への過剰なボディタッチも、“モテたい”“チヤホヤされたい”といったポジティブな欲望ではなく、「みんなに嫌われたくない」という思いからきていたのかもしれない。それは疲れてしまうのも無理ないだろう。

(ボンゾ)

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