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本郷奏多の謙虚な姿勢と役者論「細々と長く続けていければいいかな」

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 ただ深夜ドラマって、関東ローカルやネット配信が多いから、なかなか取材ができないのが難点なの。「そのドラマ、どこでやってんの?」って言われちゃったりするし。で、深夜ドラマのギリギリのところ(!?)と言ってはなんだけど、よみうりテレビ制作の木曜ドラマ『リピート~運命を変える10か月~』(日本テレビ系)の現場にちょっと遊びに行ってみたの。

 主演は貫地谷しほりさんで、本郷奏多くんにゴリさん他、異色のキャストが勢揃い。上野さんこと奏多くんに会えるのが嬉しくて行ってみたんだけど、現場はさすがゴリさんの仕切りで笑いが絶えず。ドラマの内容はハードで、とてもじゃないけど笑っていられる感じじゃないんだけどね。六角精児さん演じる謎めく男にそそのかされ、10カ月前に戻って人生をやり直そうとする老若男女の前に迫り来る奇々怪界な出来事。登場人物はどんどん死んでいくし、次に何が起こるかわからないスリリングな展開で、なんだかクセになっちゃうドラマなのよ。

 めちゃくちゃ肌が白くて美しい貫地谷さんの周りに奏多くんとゴリさんがいて、寒いハードなロケもみんなで力を合わせて乗り切っていてね。奏多くんは自分でも「僕は人見知りなんですけど、貫地谷さんやゴリさんとは初めてお会いした時から、不思議と自然に会話ができました。親しみやすくて、いろいろ話しかけてくれて助かりました」って。奏多くんの役はカメラマンを志望していたのに上手くいかず、キャバクラでバイトをしていたという設定なんだけど、ご本人も日大芸術学部の写真学科卒なんですって。「周りの友達にカメラマンやアシスタントをしている人が多いので、ちょっと話を聞いたり」したとか。さらによくよく聞いたら「ゴリさんも同じ大学で、学科は違うんですけど偶然にも先輩後輩だった」そうなの。

 まぁね、写真学科ということでカメラには詳しいんだろうけど、写真撮影ではあまり表情を作ったりはせず、動きも少なめで、正直「あらま」って感じだったんだけど、カメラマンに聞くと「いつもあんな感じだよ。照れもあるんだろうけど、大げさな動きは一切なし。まさにイマドキな感じの若手俳優だね」とのこと。

 感じが悪いわけでもないんだけど、インタビューが始まってもなかなか目を合わせてくれずうつむき加減で、口数も少なくて……。彼にとってはそれが多分“自然体”なんだろうなぁ。残念ながらリップサービスは間違ってもなぁい!

 子供の頃からモデルを始めて役者業へ。映画『GANTZ』やドラマ『弱くても勝てます』(日本テレビ系)で共演した二宮和也くんが「奏多は同年代の役者で頭ひとつ飛び出てる才能のある役者だよ」と言っていたけど、確かに独特の雰囲気で画面を引きしめてくれるわよね。

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