
遂に真相をお話します。。。【8.6秒バズーカー】より
「ラッスンゴレライ」のリズムネタで一世を風靡した8.6秒バズーカーが自身の公式youtubeチャンネルにて、インターネット上で囁かれている噂をはっきりと否定する「遂に真相をお話します。。。【8.6秒バズーカー】」という動画を1月19日にアップしていた。
動画では冒頭で、8.6秒バズーカーが、全盛期時代に囁かれ凋落の原因になったとする、ネット上でのとある「噂」についての説明を行うのだが、動画では以下の通りに「噂」をまとめていた。
・コンビ名の「8.6秒」は「8月6日の原爆投下日」
・「ラッスンゴレライ」は、爆弾投下の号令「落寸号令雷」
・「ちょっと待って!」は爆撃機チョットマッテ号
・「説明してと言われましても意味わからんからできませーん!」は爆弾投下に対して日本国民に政府が説明できなかったこと
・揃いのサングラスはマッカーサーを意味する
当時、これらの他にも様々な解釈が一部ネット上で披露されていた。それらは、無理矢理すぎるとして唾棄されることもあれば、その前提でネタとして楽しまれることもあったが、真実だとして信じる人びとも一部にいたように見受けられたし、「8.6秒バズーカーは反日芸人」だとして、非難を始める人びともいた。8.6秒バズーカーによれば、彼らが出演する番組のスポンサーにクレームがつけられ、番組が放送されないなどといったこともあったそうだ。
この荒唐無稽な噂が出始めた頃、8.6秒バズーカーは「反応しなかったら勝手に落ち着くだろう」「これが有名税か」と考え放置していた。しかし、瞬く間にネット上で8.6秒バズーカーに関する書き込みが増え、解釈もどんどん複雑になり過激化していったという。
8.6秒バズーカーは動画内で「そんなわけあるか!」「僕らは超アホ。暗号を散りばめて伏線引いて回収するネタが作れていたらもっと面白い漫才できてる」「ラッスンゴレライは何の意味もない思いつきワード」「8.6秒ははまやねんの50mのタイム」と、これらの噂をとんでもないデマとして、ひとつずつ丁寧に説明しながら否定している。
一方、はまやねんが過去にツイッターで「もう日本オワタ。中国と韓国とロシアに一気に攻め込まれる(笑)植民地プギャア」と書き込んでいたことについては、「大学生の頃に、当時みていた2chの影響で、知識はないけど、政治的な発言をしたらかっこいい」と思って書き込んだものだという真相を話し、「政治的な知識もないのに適当にカッコつけてつぶやいてしまってすみませんでした」と謝罪していた。
持ちネタやコンビ名の解釈だけでなく、これらの書き込みもまた8.6秒バズーカーが「反日芸人」であることの根拠とされていた。さらに、一部ユーザーからは、吉本興業のHPでふたりの出身地が「外国その他」になっている(少なくとも現在は大阪府で登録されているが)、ツイッターにハングルを使ったアカウントがあるという指摘も出るようになり、「8.6秒バズーカーは『反日芸人』」だけでなく「韓国人である」という噂も出回るようになっていた。
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