羽生結弦選手はファンサービスの仕上がりも一級? ファン以外にも見せた神対応の数々

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ミーシャ・ジー インスタグラムより

 2月25日に行われたフィギュアスケートの各種目の上位選手によるエキシビションで、男子で66年ぶりに2連覇を達成した羽生結弦選手(23)が大トリを務めた。「震災から立ち直って、少しでも元気になるような、明るくなるような気持ちを込めたい」と語った優雅な演技も然ることながら、フォトセッション時のある行動に注目が集まっている。

 羽生結弦選手がフィギュアスケート女子で金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ選手(15)とツーショットを撮った際のこと。ザギトワ選手は羽生結弦選手の腰に手を回してしっかりと身体を掴んでいたのだが、羽生結弦選手はザギトワ選手の肩あたりに手を回すも、手を浮かせて身体に触れないようにしていた。男子のミーシャ・ジー選手(26)との写真では肩を掴んでいるため、羽生選手が他の選手の身体に触れないというポリシーを持っているわけではないだろう。

 これにネット上では「触れるだけで怒るファンがいるのかな?」「いろいろと配慮しなくてはならない羽生くん大変そう」「自分のファンの怒りが相手女性に向かったら申し訳ないとか気を遣ってるのかな」といった憶測が交わされている。また、「ザギトワに迷惑かけたらいけないしね」「この時のザギトワは、かなりセクシーな衣装だったしそりゃ特に気遣うよね」と、ザギトワ選手への配慮も推測されている。

 女性選手と密着するとファンが怒るか、気遣いすることを羽生選手本人が「大変」と感じているかどうかは定かでないが、羽生選手はこれまでも女性選手のツーショットでは、腰や肩に手を回すようなポーズをとっても身体に触れていないことが多く、時には手をグーにして絶対に触れないという姿勢が伺えることもあった。それは自らを応援してくれるファンへの配慮であり、女性選手のファンへの配慮でもあり、女性選手本人への敬意と配慮でもあるだろう。もちろん、女性選手をハグしたり頭をなでたりするシーンがまったくないわけではないが。

 2月27日に日本記者クラブで会見を行った際、「将来、家族を持って、父親になりたいか」との質問を受けた羽生選手は、「はぁ……。これは、うん、何て答えていいかわかりません(笑)。ここまで応援してくださるファンの方がいて、ファンじゃない方も今回すごく応援してくださって、家族を持ったらそれこそ『裏切られたー』って言われるかもしれないし。アイドルじゃないですけど」とコメントした。

 本人はアイドル視されることをよく思っていないようであり、2月18日付の「日刊スポーツ」に掲載されたインタビューでは「時々芸能人とかアイドルみたいな感じになって、違うなって思うこともある」「僕はアスリートでスケートをしたいだけ。スケートとプライベートはまったく関係ないし僕はアイドルじゃない」と苦悩を明かしていた。

 アイドルではないけれどアイドルのような振る舞いを期待されることもある。その葛藤を抱えているからこそなのか、羽生結弦選手のファンサービスはアイドル以上に仕上がっているとこれまでも評判だった。たとえば過去、会場の外で出待ちをしているファンのもとに駆け寄って、「ありがとうございました。また、来てくださいね」と声をかけ、バスに乗った後も窓から顔を出して手を振り続けたことがあるという。また平昌五輪のメダルセレモニーでは、大好きだと公言している「プーさん」のポーズをしてファンを沸かせる場面もあった。さらにウインク、投げキス、声援を送るファンを指さして「ありがとう」と発言するなど、まさに氷上の貴公子と表現するしかないアイドルさながらのファンサービスを頻繁に披露している。

 さらに羽生結弦選手がサービスするのはファンだけではない。2016年4月に「女性自身」(光文社)の取材に応えた『情熱大陸』(TBS系)の制作プロデューサーは、羽生結弦選手がディレクターの指示に対して笑顔で丁寧に応えてくれたとコメントし、「まるでアイドルのようでした」としていた。リンクから降りても世界観を崩さない羽生結弦選手のサービス精神に感心するとともに、オリンピックの喧騒が落ち着いたらしばしカメラとは無縁の場所で心身を休めてほしいと願わずにはいられない。

(ボンゾ)

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