おかもとまりがタレント引退してwebで実現させたいこと「誹謗中傷禁止」「質の良いSNS」

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おかもとまりオフィシャルブログ より

 3月4日にタレントのおかもとまり(28)が自身のTwitterを更新し、「ご報告。ずっと引き際を悩んでいましたがタレントとしては引退します!」とタレント業の引退を表明した。5日に更新したブログでは引退理由について詳しく書いており、「今言える引退理由については『元々30歳までには引退予定でしたが早まった』『早まったのには“とある理由”があります』」と前置きし、今後はコラム中心のwebマガジン「minto.(ミント)」などを手がける会社の代表として仕事をしていくことを明かした。

 引退について、おかもとまりは「29歳までタレントとして頑張りつつ、会社経営などを学び、(所属事務所の)ツインプラネットさんへの恩返しの為にもタレントとして頑張ろうと話していました」と、かねてより予定していたことではあるとしながら、このタイミングでの実行については「突然の契約終了前の引退については、今の段階ではまだ言えないこと(言える時期になりましたら報告致します。)もありますが”完全にプライベート”な理由です」と言葉を濁した。ただ、「長男、次男、主人の両親、私の両親とは、円満な関係であります」「ツインプラネットさんに対して言葉に表せられないくらいの恩があり、仕事としても人間としても、これからも恩を返せるように頑張ります」と、私生活や仕事でトラブルがあったわけではないことを強調している。

 タレントとして名を馳せた後、起業して成功した例は多い。おかもとまりにも実業家として頑張ってもらいたい。

 元AKB48の川崎希(30)は、もともと企業するためにアイドルになったと明言しており、グループを卒業した翌日にアパレルブランド「ANTIMINSS」の立ち上げを発表。オンライン通販をメインに、トレンドに左右されず定番商品の多いメンズに絞って展開したことで、瞬く間に大人気ブランドへと成長した。現在はレディースアパレルにも参入し、会社設立後わずか3年で年商1億円を突破している。若い世代向けにもかかわらず価格帯はやや高めで競合も多いはずだが、意外なほど安定しているようだ。

 テレビバラエティで再ブレイク中のヒロミ(53)も、約10年間のタレント休業中に起業家として成功している。現在、自身と妻・松本伊代(52)のみが所属する個人事務所を含む3つの会社を経営しており、加圧トレーニングジムジム「Body Conscious 51,5 HIROMI BODY ART」では、一時は年商2億~3億円ほど稼ぎ出していた。さらに、人気岩盤浴スパ「OLIVESPA」にも出資しているそう。リフォームをおこなうハチオウジ工務店も設立し、テレビで自ら広告塔となっている。実に手広い。

 元・大事MANブラザーズバンドのキーボード担当・吉田理恵(51)は、自身が40歳になった06年に音響製品の製造販売などを行う株式会社ハッピーリスを設立。当初は胎児心音CDを中心とした音楽制作に携わっていたが、08年に「ケアレコ」という胎児心音を聴音器を通して携帯電話に録音できる商品を開発。その後も、技術や吉田理恵の”耳の能力”が高い評価を受け、厚生労働省からお墨付きをもらうほどの製品を産み出しているという。

 あくまで副業というかたちではあるが、俳優・保阪尚希(50)が通販業界に進出して大成功していることも有名。およそ10年前に「保阪流」というブランドを立ち上げ、電子レンジの調理器具などがバカ売れ。1商品の1日の売り上げが1億7000万円だったこともあるほどで、本人が「年間で10億円くらい売れる」と豪語している。通販分野ではピーターも鍋をよく売った。

 おかもとまりが昨年立ち上げた「minto.」は、SNSでの情報収集が主流となり誰もが日常的にwebの情報に触れる今、「誹謗中傷禁止」「質の良いSNS」をコンセプトに、「人間力の上がる質の良い情報のみを発信、みんながハッピーになれる明るいネット社会の新世代を生み出す」目的を掲げている。とはいえ現状、いわゆる「女性向け」コンテンツが多く、既存の類似サイトとの差別化がはかれていない印象だ。今後はおかもとまりが運営に注力するとのことで、是非成功させてほしい。

(ボンゾ)

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